ドラマを見てから本を探すとき、つい「原作はどれだろう」と検索します。ただ、映像作品と同じタイトルの小説があっても、それが映像より先に書かれた原作とは限りません。
『VIVANT』と『ジョーカー・ゲーム』は、その違いを確認するのに分かりやすい組み合わせです。今回は先の展開を考察するのではなく、作品の本を探すときの整理をしてみました。
『VIVANT』はドラマのノベライズ
TBSの番組紹介では、2023年の『VIVANT』は福澤克雄原作のオリジナルストーリーとされています。ここでいう「原作」は、すでに出版されていた小説の題名を指しているわけではありません。
TBSのお知らせに掲載されている書籍のクレジットは「原作:福澤克雄/ノベライズ:蒔田陽平」。ドラマを小説として読むための本です。2023年作品のノベライズがあることと、2026年の続編の先の展開を読めることは、別に考える必要があります。
出典元:TBS 『VIVANT』番組紹介、公式お知らせ・ノベライズの案内
本を探すときには、タイトルだけでなく、上下巻の表記、刊行時期、どの映像作品を扱う本なのかを見たいですね。「原作」という検索語だけだと、ノベライズや関連本まで一緒に並ぶことがあります。
『ジョーカー・ゲーム』は柳広司の小説が原作
一方、アニメ『ジョーカー・ゲーム』の公式クレジットは、柳広司の「ジョーカー・ゲーム」シリーズを原作として記載しています。こちらは小説から映像作品へ、という関係です。
KADOKAWAの角川文庫版『ジョーカー・ゲーム』の商品ページでは、著者が柳広司、発売日が2011年6月23日と確認できます。これは文庫版の発売日なので、作品が最初に世に出た日と混同しないようにしたいです。
出典元:KADOKAWA Animation・作品情報、角川文庫『ジョーカー・ゲーム』
| 作品 | 本と映像の関係 |
|---|---|
| VIVANT(2023年作品) | オリジナルドラマをノベライズ |
| アニメ『ジョーカー・ゲーム』 | 柳広司の小説シリーズを原作として映像化 |
映像を見たあと、本で確かめたいこと
僕なら、ノベライズでは映像で気になった場面が文章でどう表されているかを見たいです。小説が原作の作品なら、映像では声や表情で伝えていた部分を、文章ではどう読ませるのかが気になります。
ただし、映像と本の違いを見つけたからといって、すぐに伏線や設定変更と決めつけないほうがよさそうです。具体的な違いを語るなら、該当する場面と文章を実際に確かめる必要があります。今回はそのような本文同士の比較までは行っていません。
アニメ『ジョーカー・ゲーム』は、公式サイトで2016年4月5日の放送開始から10周年を迎えたことも案内されています。昔の映像から原作へ、あるいはドラマからノベライズへ。どちらへ進む場合も、本の役割を知って選ぶと、期待違いが少なくなると思います。
公式情報の確認日:2026年9月12日。未放送の展開や小説独自の内容を確認済みとして紹介する記事ではありません。


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