『VIVANT』第19話を前に。裏切り者、野崎とドラム、乃木の涙が気になる

テレビドラマ

※ここからは『VIVANT』第18話の内容と、第19話の予告映像に触れています。未視聴の方はご注意ください。

『VIVANT』第18話が終わり、次の第19話は10月4日。2週間も空くので、予告を何度も見てしまいますね。

第18話では、乃木、ノコル、新庄、チョッキー、テントの精鋭たちが別班員5人の奪還へ動き出しました。一方の野崎は、リュウによって死の直前から生かされ、マインドコントロールを受けようとしています。

公式予告には「裏切り者は必ず現れる」「仲間との別れ」という気になる言葉も出てきました。映像は短いですが、今回は第19話を前に気になることを整理してみます。

気になるその1 裏切り者とは誰なのか

予告でノコルは「裏切り者は必ず現れる」と話しています。

まず考えられるのは、乃木たちの救出チームの中に裏切り者がいるという意味です。しかし、必ずしも「最初からシンシー側の人間が混ざっている」とは限りません。

乃木、ノコル、新庄、チョッキー、テントの精鋭。さらに東条と太田が技術面から支援します。所属も目的も違う人たちが、一つの作戦のために集まったチームです。誰かが捕まり、仲間や大切な人を人質に取られれば、途中で情報を渡す可能性もあります。

もう一つ気になるのは、ノコルが誰に向かってこの言葉を言ったのかです。作戦前の注意なのか。それとも、すでに不自然な動きを見つけているのか。短い予告では前後が切られているので、台詞だけで人物を決めるのは早いでしょうね。

僕は、分かりやすい裏切りよりも、「仲間を守るために作戦を変えた人物が、ほかの仲間からは裏切り者に見える」という展開を考えています。前作から『VIVANT』は、所属と本心が一致しない物語でした。

気になるその2 野崎とドラムはどうなる

第17話で、野崎を追ってゴルバドへ入ったドラムも捕まりました。第18話では野崎の衰弱とリュウの心理操作が中心に描かれ、ドラムの状況はほとんど分かりませんでした。

ここが少し不自然です。

野崎とドラムは同じ場所に捕らえられていますが、シンシーにとって価値が高いのは公安の野崎です。ドラムは野崎を従わせるための人質として使われる可能性があります。

ただ、ドラムは単に助けを待っている人物でもありません。言葉を話さないように見せながら、周囲をよく見て動きます。野崎がリュウの心理操作にかかったふりをし、ドラムがその意図をくみ取る。二人が内側から脱出の機会を作る展開もありそうです。

予告にはリュウの「さよなら、野崎さん」という言葉があります。野崎を殺す前の別れにも聞こえますが、野崎をシンシーから逃がし、自分が残る場面とも考えられます。リュウの愛が支配なのか、それとも最後には野崎を守るのか。第19話で一つの答えが出るかもしれません。

気になるその3 チンギスはなぜ出てきた

第19話の予告にはチンギスが映っています。第15話では日本へ来て、野崎が残したメモを届けました。ここで役目は終わったようにも見えましたが、今度はゴルバドにいます。

チンギスはバルカ警察の人間です。別班でも公安でもテントでもないため、救出チームとは別の線から動けます。野崎が自分の身に何か起きた場合に備え、チンギスへ別の指示を残していた可能性があります。

ゴルバドには、別班員が捕らえられているシャキ城と、野崎とドラムがいるルモー地区があります。乃木たちがシャキ城へ向かうなら、チンギスは野崎とドラムを助ける役目なのかもしれません。

ただし、予告ではチンギスがゴルバドの警察に拘束されているような場面もあります。うまく潜入したのではなく、到着直後から追われている可能性もある。チンギスが誰の依頼で動いているのかが分かれば、野崎がどこまで先を読んでいたのかも見えてきそうです。

TBSは9月20日から、U-NEXTで「チンギス―VIVANT THE ORIGIN STORY―」の配信も始めています。本編への再登場と同じ時期に過去の物語を見せるのですから、単なる助っ人では終わらない気がします。

気になるその4 薫とジャミーンの身に何が起きた

予告でいちばん怖いのは、乃木邸の寝室で薫が何者かに口をふさがれる場面です。隣にいるジャミーンも、その人物を見ています。

乃木邸は自衛隊の特殊作戦群が警戒しているはずです。普通の侵入者が簡単に入れる場所ではありません。警備を突破したのか、警備側が知っている人物なのか。それとも乃木自身が戻ってきた場面を、危険な場面に見えるよう編集しているのか。

ジャミーンの反応も大切です。第17話では写真から和久井と鈴木へ反応し、鈴木がシンシーへ情報を流していたことが分かりました。もし寝室へ入った人物をジャミーンが警戒しなければ、敵ではない可能性があります。

反対に、シンシーが本当に狙っているのがジャミーンなら、薫は巻き込まれたことになります。別班員の救出と日本での襲撃が同時に起きれば、乃木は作戦を続けるか、家族を守るかを選ばされます。それこそ、仲間から裏切りに見える行動につながるかもしれません。

気になるその5 救出作戦は成功するのか

第17話でAIハヤトが出した救出成功率は37%でした。そこへノコル、テント、新庄、チョッキー、東条、太田が加わり、第18話ではシャキ城を再現した訓練まで行っています。

戦力だけを見れば、成功率はかなり上がったように見えます。

しかし、シンシーは黒須たちをシャキ城へ残したままです。野崎の暗号を解読し、乃木たちが場所を知ったことも分かっている。それでも移送しなかったのなら、救出に来る人間を待っていると考えた方が自然です。

僕は、5人を城から連れ出すところまでは成功すると思っています。ただ、その後の脱出で誰かが残る、あるいは別の人物が捕まるのではないか。「全員生還」を強く掲げているのも、逆に心配になりますね。

作戦の成功と全員の生還は同じではありません。第19話では、誰を助けたかだけでなく、その代わりに誰が何を失ったのかを見たいです。

気になるその6 予告で乃木が見せた涙の訳

予告には「仲間との別れ」という文字と、涙を流す乃木の姿があります。

素直に見れば、救出作戦で仲間を失う場面です。新庄は第18話で、作戦から生還したらバルカに残り、ノコルを支えると話しました。このように先の希望を語った人物は、どうしても心配になります。

ノコルも「兄さんに命を投げ出す」と言うほど乃木へ協力しています。テントの誰かが乃木を守って犠牲になる可能性もあります。

ただ、予告の映像と「仲間との別れ」が同じ場面とは限りません。乃木の涙は、別班員を失った涙ではなく、野崎やリュウ、ベキに関する事実を知った涙かもしれない。薫とジャミーンの危機を知らされた場面という可能性もあります。

第18話では、乃木が一人で抱え込まず、薫やノコルへ頼るようになりました。その乃木が流す涙ですから、単なる任務失敗よりも、自分のために誰かが何かを選んだときの涙ではないかと僕は思っています。

気になるその7 香川照之の出演は本当か、役柄は何か

香川照之さんが『VIVANT』へ出演するという話も出ています。

ただし、ここは第19話の予告考察とは分けた方がいいです。

週刊女性PRIMEは、香川さんが『VIVANT』の続編映画に出演する方向で企画が進んでいると報じています。記事は劇場版の話であり、第19話への出演を伝えたものではありません。

9月21日にTBS公式のキャスト・スタッフ欄を確認しましたが、香川照之さんの名前は掲載されていません。TBSから役名や出演回も発表されていないため、現時点で「第19話に登場する」「この人物を演じる」とは言えません。

もし劇場版への出演が正式に決まるなら、役柄はシンシー側の幹部、日本政府側の人物、乃木たちとは別に動く第三勢力など、いろいろ考えられます。ただ、これは材料のない予想です。

堺雅人さんと香川照之さんが同じ画面に出れば、『半沢直樹』を思い出す人は多いでしょう。しかし期待が大きい話ほど、報道と公式発表を分けて待ちたいですね。

第19話は10月4日放送

第19話は10月4日(日)よる9時放送予定です。

2週間空くと考察する時間は増えますが、予告は複数の場面を短くつないでいます。「裏切り者」「仲間との別れ」「乃木の涙」を一直線につなぐと、制作側の見せ方に引っかかるかもしれません。

まずは、乃木たちのシャキ城攻略、野崎とドラムの脱出、チンギスの別行動、日本に残った薫とジャミーン。この四つがどこで一つにつながるのかを楽しみに待ちたいと思います。

確認した情報

※この記事は2026年9月21日時点の第18話本編、第19話公式予告、TBS公式情報をもとにした個人的な考察です。予告映像からの推測は未確定で、今後の公式発表や放送内容によって変わる可能性があります。

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