VIEWカードが届いたので一気に設定したら、今度はJRE BANKで止まった
前回、旅行を楽しむために「ビューカード スタンダード・タッチ決済付」を申し込みました。(経緯はこちら)
えきねっと、JRE POINT、モバイルSuicaをつなぎ、スマートフォンだけで新幹線に乗れる環境を一気に作るつもりでした。ところが、VIEWカードの「即時発行」で最初につまずきました。
それから数日、ようやくVIEWカードが届きました。
「よし、今度こそ全部終わらせよう」
カードが届けば、あとはアプリでポチポチ設定するだけ。そう思っていたのですが、実際にやってみると、簡単なようでなかなか終わりません。そして最後にJRE BANKの口座を申し込んだところで、また止まりました。
今回は、VIEWカードが届いてから、モバイルSuica、JRE POINT、えきねっと、スマートEX、そしてJRE BANKまで設定してみた話です。
VIEWカードが届いたので、まずは各サービスをつなぐ
今回やりたいことはかなり明確です。
新幹線の予約はネットで済ませる。支払いはVIEWカード。改札はモバイルSuica。東日本方面はえきねっと、西日本や九州方面はスマートEXを使う。
旅行のたびに「あれはどのアプリだったかな」と考えなくてもいいように、今のうちに全部設定しておこうという考えです。
VIEWカードが届いたので、まずビューカードアプリへ登録しました。次にモバイルSuicaへVIEWカードを登録し、オートチャージも設定しました。さらに、すでに持っていたJRE POINTのアカウントへモバイルSuicaとVIEWカードを登録。
えきねっとについても、決済カードをVIEWカードへ変更し、乗車用ICカードとしてモバイルSuicaを登録しました。そして、以前から利用していたスマートEXも、決済カードをVIEWカードへ変更し、乗車用ICカードをモバイルSuicaへ変更しました。
ここまで来ると、かなり気持ちよく整理されます。
東北・北海道・上越・北陸方面へ行くなら、えきねっとで予約してモバイルSuicaで乗る。
名古屋、京都、大阪、広島、博多、熊本、鹿児島方面へ行くなら、スマートEXで予約してモバイルSuicaで乗る。
どちらも決済はVIEWカードなので、旅行する側から見ると、かなりシンプルになりました。
残るはJRE BANKだけ
ここまで設定して、最後に残ったのがJRE BANKです。
JRE BANKは、JR東日本グループのビューカードが銀行代理業者となり、楽天銀行が銀行サービスを提供する仕組みです。
僕はすでに楽天銀行の口座を持っていますが、それとは別にJRE BANK専用支店の口座を持つことができます。
JRE BANKに興味を持った理由は、単に銀行口座をもう一つ増やしたいからではありません。IEWカードとの相性がいいからです。
JRE BANKの口座をVIEWカードの引き落とし先にして、一定の残高や条件を満たすと、JR東日本の優待割引券などの特典があります。
これから年間2〜3回くらいは鉄道旅行へ行きたいと考えているので、それならJRE BANKまでつないでおこうと思いました。
つまり僕の中では、
VIEWカード
→ モバイルSuica
→ JRE POINT
→ えきねっと
→ スマートEX
→ JRE BANK
ここまでつながれば完成です。
「最短3分~申込完了!」なので、すぐ作れると思っていた
JRE BANKのWebサイトを見ると、大きくこう書かれています。
「スマホでカンタン口座開設」
「最短3分~申込完了!印鑑不要」
この文字を見ると、かなり簡単そうです。
実際、申し込みそのものは簡単でした。
スマートフォンから必要事項を入力し、本人確認を済ませる。
それほど時間はかかりませんでした。
「これなら今日中にJRE BANKまでつながるな」
そう思いました。
ところが、申し込みを終えると、審査があり、口座開設完了まで1〜2週間程度かかる。
そこで、また止まりました。
JRE BANK公式の口座開設案内にも、本人確認書類をアプリで提出する場合、申込から1〜2週間程度で口座開設完了のお知らせが届くと記載されています。
一方、トップページには「最短3分~申込完了!」という表現が大きく表示されています。
なるほど、確かに「口座開設が3分で完了」とは書いていません。
「申込完了」です!は間違ってはいません。
でも、利用者が知りたいのはそこなのかな、と少し思います。
3分で終わるのは「申し込み」であって「口座開設」ではない
今回、VIEWカードの即時発行でも似たことがありました。
「即時発行」という言葉を見て、その日のうちにカード番号が発行され、そのままモバイルSuicaなどの設定まで進められると思っていました。でも、実際には通常発行と即時発行で申込ルートが分かれていました。
そして今回はJRE BANKです。
「最短3分~申込完了」と聞けば、とても早く使い始められそうに感じます。
しかし実際には、申し込みは3分程度ですがそのあと審査があります。口座開設完了まで1〜2週間まって、ようやくJRE POINTとの連携。そしてようやく、VIEWカードの引き落とし口座をJRE BANKへ変更できます。
「すぐできそう」と「すぐ使える」は違うんですね。
VIEWカードの引き落とし口座変更にも時間がかかる
さらに調べてみると、JRE BANK口座ができたあとも、それで即日すべて完成するわけではありません。
VIEWカードの引き落とし口座は、VIEW’s NETからオンラインで変更できます。
インターネットで変更した場合、VIEWカード側で変更手続きが完了するまで約5営業日かかります。そして毎月14日までにVIEWカード側の変更処理が完了すれば、翌月の引き落としから新しい口座が使われます。
つまり、JRE BANK口座が開設されたその日に引き落とし口座を変更したとしても、すぐ翌日の支払いからJRE BANKになるわけではありません。
タイミングによっては翌々月になる可能性もあります。
ここまで来ると、「JRE BANKを申し込む」という一つの作業が、実際には何段階にも分かれていることが分かります。
最初の申込から完成まで、実際にはどのくらいかかるのか
では、JRE BANKを申し込んでから、VIEWカードの支払い口座として実際に使えるようになるまで、どのくらいかかるのでしょうか。
今回の僕のケースを基準にすると、
JRE BANK申込
→ 口座開設審査:約1〜2週間
→ 口座開設完了
→ JRE BANK初期設定・JRE POINT連携
→ VIEW’s NETで引き落とし口座変更
→ VIEWカード側の変更処理:約5営業日
→ 条件を満たせば翌月からJRE BANKで引き落とし
という流れになります。
つまり、全部が順調でも、
「申込から実際の引き落とし開始まで、おおむね数週間から1か月強」
くらいは見ておいた方がよさそうです。
申し込んだ日がカード引き落とし口座変更の締め日に近かったり、審査や手続きのタイミングがずれたりすれば、さらに時間がかかる可能性があります。
もちろん、これは「作業時間」が長いわけではありません。
入力そのものは本当に数分です。
問題は、その間に「待ち時間」がいくつも挟まることです。
Webサービスは簡単になった。でも、全体はまだ簡単ではない
今回やっていることを一つずつ見ると、どれも難しくありません。
ビューカードアプリに登録する。
モバイルSuicaへカードを登録する。
JRE POINTと連携する。
えきねっとを設定する。
スマートEXを設定する。
JRE BANKを申し込む。
全部スマートフォンやパソコンからできます。
印鑑も不要です。
昔に比べれば圧倒的に便利になりました。
でも、全部をつなげようとすると、急に難しくなります。それぞれのサービスは「簡単」をうたっています。確かに、そのサービス単体の操作だけ見れば簡単です。
しかしユーザーがやりたいのは、「JRE BANKの口座を申し込むこと」ではありません。
僕の場合なら、「旅行へ行くとき、新幹線を簡単に予約し、スマホで改札を通り、ポイントや割引もできるだけ無駄なく使いたい」、これが目的です。
その目的を達成しようとすると、VIEWカード、Suica、JRE POINT、えきねっと、スマートEX、JRE BANKという複数のサービスを理解して、それぞれ正しくつなぐ必要があります。
一つひとつは簡単。
でも、全体は決して簡単ではない。
今回かなり実感しました。
「最短」「即時」という言葉と、実際に使えるまでの時間
前回の記事でも感じましたが、「即時」「最短」という言葉は強いです。
VIEWカードでは即時発行。
JRE BANKでは最短3分。
利用者は、どうしても「すぐ使える」と感じます。
でも実際には、その言葉が指している範囲が限定されています。
「即時発行」は特定の申込ルート。
「最短3分」は口座開設ではなく申込完了まで。
説明をきちんと読めば分かります。
ただ、利用者側からすると、本当に知りたいのは、「申し込みには何分かかります」ではなく、「いつから使えます」ではないでしょうか。
たとえば、「申込入力は最短3分。口座開設完了までは通常1〜2週間」と同じ大きさで表示されていれば、最初から予定を立てられます。
簡単に申し込めることを伝えるのも大事ですが、完成までの時間を伝えることも同じくらい大事だと思います。
旅行へ行くための準備なのに、旅行前からちょっとした旅になっている
今回はVIEWカードが届いたので、一気に全部仕上げるつもりでした。
ビューカードアプリ。
モバイルSuica。
オートチャージ。
JRE POINT。
えきねっと。
スマートEX。
ここまでは完成しました。
最後のJRE BANKだけ、現在は口座開設待ちです。
口座ができたらJRE POINTと連携し、VIEWカードの引き落とし口座をJRE BANKへ変更します。
そこまで終われば、ようやく今回考えていた旅行環境が完成します。
最初は「VIEWカードを1枚作ればいい」と思っていました。
でも実際には、カードを作るところから始まり、いろいろなサービスを一つずつつないでいくことになりました。
簡単なようで難しい。
すぐできそうで、なかなか全部はできない。
ただ、不思議と嫌になっているわけではありません。
仕組みが分かってくると、「なるほど、ここはこうつながっているのか」と面白くなってきます。
旅行そのものはまだ始まっていません。
でも、旅行へ出かけるための環境作りが、すでにちょっとした旅になっています。
JRE BANKの口座ができたら、今度こそ本当に完成……のはずです。


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