東京競馬場に行ってきた。「ジャパンカップ」

競馬
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 この日の為に休みを取ってジャパンカップを観戦してきた。
 最近は競馬場も一大レジャー施設として人が集まるようになっている。特に注目度の高いレースでは大勢の人が観戦にくるので、馬券を買うのもひと苦労。だから、事前に投票を済ませてから出掛けた。
 東京競馬場まではいつものように自転車を飛ばして行ってきた。競馬場までは自転車で30分弱。9レースに間に合うように行ったので、駐輪場は混んでいると思っていたらなんと一杯で臨時の駐輪場へ駐車。さすがGⅠですね。
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 パドックに行ったら人・人・人。静かな土曜日とは大違い。とりあえずビールを買って観戦場所を探しに歩くが通路にも人が一杯。通路横の手すりにマフラーを巻きつけて場所取りをする人も大勢いてちょっと吃驚。なんとか、通路横のスペースを見つけて立ち見で観戦。
東京競馬場
とりあえずビール
 9レースは1000万下の芝2000m。本命はルメール騎乗のロンギングゴールド。先週からCコースに変わって見た目は芝が剥げているが内が伸びる馬場。外を回さない上手い騎乗が出来る騎手ということでルメールを選んだが、出遅れて直線は外に出す競馬で4着。勝ったのは同着でデムーロ騎乗のポトマックリバーとムーア騎乗のレアリスタ。特にムーアは内を突いてきた。さすが。
 10レースは1600万下の芝1800m。本命は牝馬のレッドオリヴィア。しかし、馬体重がマイナス12キロとかなり仕上げた状態なので期待していた、中段からの競馬で一旦は先頭を伺うが差し返されて4着。勝ったのは大外のネオリアリズムで、鞍上のムーアは意図的に出遅れて内に進路を取り、直線は内ラチ沿いを伸びて来て差しきった。
 2レース続けて同じ競馬をしたということはメインのジャパンカップでもその可能性はある。馬券には入っているものの力量的にはちょっと足りないとみていた。
 ジャパンカップの馬場入れは誘導馬が入る前にゴールドシップが一頭だけ先に馬場入り。観客の前で静止するパフォーマンスも。歓声に慣れさせる横山の配慮か。
 各馬が馬場入りしたがさすがにGⅠに出る馬たちなので特に入れ込んだ様子もない。ターフビジョンにはゴールドシップとラブリーデイの映像が何度も流された。また、プレゼンターのラグビー日本代表の五郎丸とテニスプレイヤーのアンドレ・アガシがターフビジョンに映されると大歓声が。
 ファンファーレが流れ、各馬がゲートインして、場内の興奮も最高潮に達したところでスタート。先頭は押して出て行ったカレンミロティック、2番手に穴で狙っていたアドマイヤデウス、ラブリーデイは好位の内目、ゴールドシップは後方3番手。
 3コーナー過ぎからゴールドシップが動き出すと歓声がひときわ大きく。直線に向くと後方にいた馬が押し上げて馬群が凝縮。残り200mでカレンミロティックが馬群にのまれ、馬場の真ん中から白い帽子のラブリーデイがグイグイ伸びてくる。内からはまたしてもムーア騎乗のラストインパクト。ラブリーデイの外からショーナンパンドラ、その外からサウンズオブアースが伸びてきた。ショーナンパンドラがラブリーデイを差しきってゴール。2着は内を突いたラストインパクト、3着はラブリーデイでした。
 馬券は辛うじてあたったが、川田は最内枠を引きながら外に出す競馬。あれが、内を突いていたら勝っていたかもしれないのにね。外から伸びてきたショウナンパンドラは強い競馬をした。内が伸びる馬場であの脚は凄かった。
ショウナンパンドラ
 勝ちタイムは2分24秒7。レースの上がりは35秒3。勝ったショウナンパンドラの上がりは33秒9でした。レースリプレイを何度か見たけど、スタート後のポジション取りの攻防とゴール前の叩き合いは迫力があったね。やっぱり競馬が生観戦がいいね。

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