テーラーメイドゴルフの新モデルQi35と、前モデルのQi10およびSTEALTH2のスペックを比較
項目 | Qi35 | Qi10 | STEALTH2 |
発売時期 | 2025年2月 | 2024年2月 | 2023年2月 |
ヘッド体積 | 460cc | 460cc | 460cc |
ロフト角 | 9°、10.5°、12° | 9°、10.5°、12° | 9°、10.5°、12° |
ライ角 | Qi35 LS:54 Qi35:56 Qi35 MAX:58 |
Qi10 LS:54 Qi10:56 Qi10 MAX:58 |
STEALTH2 PLUS:54 STEALTH2:56 STEALTH2 HD:58 |
長さ | 45.5(Qi35/Qi35 LS) 45.25(Qi35 MAX) |
45.5(Qi10/Qi10 LS) 45.25(Qi10 MAX) |
45.5(STEALTH2/STEALTH2 PLUS) 45.25(STEALTH2 HD) |
フェース素材 | 新60層カーボンツイストフェース | 新60層カーボンツイストフェース | 新60層カーボンツイストフェース |
調整機能 | 可変スリーブ、ウエイト調整 | 可変スリーブ | 可変スリーブ |
特徴 | TASウエイト(13g x1 / 3g x1)搭載 | 慣性モーメント重視 | Inertia Generator搭載 |
主な変更点
1. フェース素材: Qi35では60層カーボンツイストフェースを採用し、エネルギー伝達効率の向上を図っています。
2. ウエイト調整: Qi35では新たにTASウエイト(13g x1 / 3g x1)を搭載し、球の高さやスピン量の調整が可能になりました。
3. マルチマテリアル構造: Qi35ではカーボン、チタン、アルミニウム、タングステンなど複数の素材を組み合わせた構造を採用し、重心位置の最適化を実現しています。
4. 慣性モーメント: Qi35 MAXモデルでは、テーラーメイド史上最高の慣性モーメント10K「10,000」を維持しながら、ミスヒットに強い設計になっています。
Qi35、Qi10、STEALTH2の慣性モーメント
Qi35シリーズのドライバーの慣性モーメント(MOI)
1. Qi35(標準モデル):
– 慣性モーメント: 8100g・cm²〜9000g・cm²
– TASウェイトの位置を変更することで調整可能
2. Qi35 MAX:
– 慣性モーメント:10000g・cm²以上(10K)
– テーラーメイド史上最高の慣性モーメントを継続
3. Qi35 LS、Qi35 MAX LITE:
– 具体的な数値は提供されていませんが、標準モデルとMAXの間の値と推測されます
前モデルのQi10と比較すると、Qi35では慣性モーメントが全体的に向上しています。例えば、標準モデルでは8000台から9000以上に増加しました。
この慣性モーメントの向上により、ヘッドのブレが抑えられ、ミスヒット時の寛容性が高まっています。同時に、フェース面上の重心位置を下げることにも成功し、飛距離性能と寛容性の両立を実現しています。
Qi10シリーズのドライバーの慣性モーメントは(MOI)
1. Qi10 MAX(最も寛容性の高いモデル):
– 上下左右の合計慣性モーメント: 10,000g・cm²以上(10K)
– テーラーメイド史上初めて10,000を超えた慣性モーメント値を実現
2. Qi10(標準モデル):
– 慣性モーメント: 約8,420g・cm²
– 前モデルと比べて後方部が約4mm伸び、操作性とやさしさを融合
3. Qi10 LS(上級者向けの低スピンモデル):
– 具体的な数値は提供されていませんが、標準モデルよりも低い値と推測されます
Qi10シリーズは、特にMAXモデルで高い慣性モーメントを実現し、ミスヒット時の寛容性を大幅に向上させています。これにより、オフセンターヒット時でもボールの曲がりを抑え、飛距離の低下を最小限に抑える効果が期待できます。
STEALTH2シリーズのドライバーの慣性モーメントは(MOI)
1. STEALTH2(スタンダードモデル):
– 慣性モーメント: 約5,000g・cm²台前半
– 特徴: 25gのタングステンバックウェイトを搭載し、重心を後方に寄せることで寛容性を向上。
2. STEALTH2 HD(ハイドローモデル):
– 慣性モーメント: 約5,200g・cm²以上
– 特徴: 30gのタングステンバックウェイトを搭載し、重心深度をさらに深く設定。高弾道とスライス軽減に特化。
3. STEALTH2 PLUS(低スピンモデル):
– 慣性モーメント: ステルスプラスより約9%アップ(具体的な数値は不明だが、5,000g・cm²未満と推測)
– 特徴: スライディングウェイトと15gのスチールバックウェイトを搭載し、弾道調整機能を強化。
STEALTH2シリーズは、モデルごとに慣性モーメントを調整しており、寛容性や弾道特性が異なる設計となっています。
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