アイアンを買い替えるときは、7番が何ヤード飛ぶかに目が行きます。ですが、今使っているウェッジをそのまま残すなら、先にPWのロフトを見ておきたいです。同じ「PW」という刻印でも、モデルが変わるとロフトは違います。
今回はピンのG440とi240のメーカー公表値を比べてみました。どちらが優れているかという試打比較ではなく、アイアンの下に、どのウェッジをつなぐかを考えるための数字です。
G440はPW42度、i240はPW44.5度
| 番手 | G440 標準ロフト | i240 標準ロフト |
|---|---|---|
| 7番 | 29度 | 31.5度 |
| 9番 | 37度 | 40度 |
| PW | 42度 | 44.5度 |
| UW | 47度 | 49.5度 |
いずれもメーカーサイトの標準仕様です。ロフト調整済みのクラブや別仕様は、この表と同じとは限りません。中古品なら、調整歴を確認したいところです。
PWからUWの間隔は、どちらも5度です。ただし、PWとUWそれぞれのロフトは2.5度違います。G440のUWとi240のUWを、名前が同じだから同じ役割と考えると、セッティングの見方がずれますね。
手持ちの52度へ、いきなりつないでよいか
仮に手持ちのウェッジが52度と58度で、アイアンセットはPWまでだとします。G440のPW42度から52度までは10度、i240のPW44.5度から52度までは7.5度の差があります。
この角度差をそのまま「何ヤードあく」と換算することはできません。それでも、PWから次の一本へ大きな距離差ができないか、確認する理由にはなります。
UWを加えた場合の角度だけを並べると、G440は42→47→52度で5度ずつ、i240は44.5→49.5→52度で5度、2.5度です。同じ52度を残す前提でも、間に入れるクラブの意味は変わるわけです。
これは購入を勧めるセットの完成例ではありません。特にi240のUWと52度はロフトが近いので、実際の距離や使い方が重ならないかを見たいです。逆に、役割を分けて使えているなら、角度が近いことだけで不要とも決められません。
ロフトの間隔を見てから、キャリーを測る
タイトリストのウェッジセレクターでは、PWから最もロフトの大きいウェッジまでを考え、4〜6度ずつのロフト間隔を目安として勧めています。まず全体を組むための参考にはなりますが、この範囲なら必ず距離が均等になるという意味ではありません。
出典元:タイトリスト Vokey Designウェッジセレクター
私なら、PWと次のウェッジを、同じボールで無理のないフルショットに揃えて比べます。ラン込みの最大飛距離だけでなく、キャリーがどこに集まるかを見たいですね。続いて、普段よく使う小さめの振り幅でも距離を確認します。
セットのUWと単品ウェッジでは、ヘッド形状やシャフトなども違います。ロフトを揃えることだけを目的にせず、フルショット中心なのか、転がしやバンカーでも使うのかまで考えると、一本ごとの役割がはっきりします。
アイアンが飛ぶようになったのに、グリーンを狙う短い距離が打ちにくくなったら困ります。買い替えるときは7番だけで終わらせず、PWから下も一緒に確認したいですね。
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メーカー公表値の確認日:2026年9月10日。距離の実測値や新たな試打結果は含めていません。


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