SPEEDER NX VIOLETで50Sと60SRを比べると、どちらを選ぶか迷います。SよりSRのほうが楽そうに見えますが、この二本は重量帯も違います。
フジクラの公式スペックを見ると、50Sは57.5g、60SRは65.5g。SRを選んでも、シャフトは8g重くなります。フレックスの文字だけで考えると、見落としやすいところです。
同じVIOLETの中で数字をそろえてみる
| 仕様 | 50S | 60SR | 60S |
|---|---|---|---|
| 重量 | 57.5g | 65.5g | 67.0g |
| トルク | 4.5度 | 3.6度 | 3.6度 |
| 製品長 | 46インチ | 46インチ | 46インチ |
| 調子 | 中 | 中 | 中 |
出典:フジクラ・SPEEDER NX VIOLET公式スペック。2026年9月14日確認。これはシャフト製品の仕様で、ヘッドやグリップを付けた完成クラブの重量ではありません。
60SRから60Sに替えた場合の重量差は1.5g。一方、50Sから60SRでは8g違います。同じ「フレックスを変更する」という話でも、重量帯をまたぐかどうかで比較の意味が変わりますね。
50Sと60SRの硬さは、表だけでは順位を付けられない
この表に振動数や、シャフト各部の曲げ剛性は載っていません。ですから、50Sと60SRのどちらが何cpm硬いか、この数字からは分かりません。
トルクの数字も違いますが、小さいほうをそのまま「硬いシャフト」と呼んでしまうと、フレックスとの区別が曖昧になります。ねじれと曲がりは別の動きです。重量、トルク、フレックスを一つの物差しにまとめないほうが、試打結果も整理しやすいと思います。
たとえば、50Sを軽く感じたから60SRを試すのと、50Sを硬く感じたから同じ50のSRを試すのでは、確かめたいことが違います。前者では重さを増やしたときの振りやすさ、後者では同じ重量帯の別フレックスが候補になります。
試打するときはヘッドと長さを合わせたい
比較の途中でヘッドまで替えると、何が合ったのか分かりにくくなります。できれば同じヘッド、同じロフト設定、同じクラブ長さで試す。グリップの種類や重量、完成クラブのバランスも記録しておくと、あとで振り返れます。
見るのは一番飛んだ一球だけではなく、普段の力加減で打ったときの打点と左右の散らばり。数球ずつ交互に打って、最後にも同じように振れるかを確認したいですね。
今回はVIOLETという同じモデルの重量帯を比較しました。色の違いを調べる場合はSPEEDER NX各モデルの比較記事もありますが、候補の色を決めたあとにも、重さとフレックスを選ぶ段階が残っています。


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