外食産業の人手不足で、手軽に使える冷凍野菜の需要が高まっているようですね。2018年度の統計で見ると、輸入量ではポテト、枝豆、ブロッコリー、コーン、ほうれん草、里芋、インゲンの順で多い。確かに、輸入量が多いものの中には冷凍食品として売られているものが多いですよね。
18年の冷凍野菜輸入量は105万、2年連続で過去最高を更新、ブロッコリー・ほうれん草が2桁増 | 食品産業新聞社ニュースWEB
〈最大輸入相手国・中国は過去最高の46.4万t〉 財務省が30日発表した2018年1~12月の冷凍野菜輸入量は前年比4.3%増の105万3,574tとなった。4年連続で前年を上回るとともに、2年連続で過去最高を更新した。...
産地を気にして、原産国は気にしない?
スーパーに行くと野菜は産地が明記されていますよね。冷凍食品や加工品も原産国が明記されています。しかし、ファミレスや居酒屋などの外食産業では、どこの国の野菜を使っているか分からない。たまに行く牛丼のすき家ではお米やたまごの産地が書かれていますが、天丼のてんやではその手の掲示は見たことがないです(ホームページには出ていました)。
夏になると地元野菜農家が作った枝豆を買ってよく食べますが、チェーン店の居酒屋やスーパーの枝豆ってあまり美味しくないです。これらは冷凍食品の枝豆なのかな?今までそれほど気にしてはいませんでした。
出典元:Google img
統計によると、最大の輸入国は中国46.4万トンでじつに輸入量の約44%でした。中国からの輸入で多いのはブロッコリー、ほうれん草、インゲンなどでした。日本の農家は高齢化で担い手が減っているようなので、ますます輸入に頼るようになるのでしょうね。
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