ウェッジで一番売れているのはボーケイシリーズです。ボーケイは豊富なロフト、豊富なバウンスがあるのであらゆるショットに対応できるようになっています。しかし、種類が多いので何を選んだらいいのか、どういう種類があるのか分からない人が多くいます。
ボーケイウェッジコーナーでバウンスの説明とロフトを見比べて、どのウエッジにしようか悩んでいる人を多く見かけます。そこで、声をかけると「大丈夫です」と言われてしまうことも度々あります。ボーケイは欲しいけど何を選んだらいいのか?基準は?など、少しでも分かりやすく説明できたらと思います。
ボーケイSM10のロフトとバウンスの種類
ロフトとバウンス
ロフトは46°から62°までの9種類あります。バウンスは04~14までの5種類あります。それぞれの組み合わせで25種類あります。下の表の空白部分は商品が存在しません。すべてのロフトですべてのバウンスがあると思われる方が時々いますが、それはないです。
ロフトと名称
ボーケイのウェッジの種類を見ると、PW(ピッチングウェッジ)は46と48、GW(ギャップウェッジ)は50と52、SW(サンドウェッジ)は54と56、LW(ロブウェッジ)は58と60と62です。
日本ではPWは46以下、AW(GW)は50、52、54で、SWは56、58、LWは60、62という認識という人が多いです。
なぜ、日本ではSWが58が定説になったかというと、昔は上級者が使うアイアンのPWのロフトは46が多く、アプローチに52、サンドウェッジに58と入れる、「52、580」が主流の時代がありました。その名残が今でも続いているようです。
ターフの取れ方でグラインドを選ぶ
タイトリストのサイトには「ウェッジセレクトツール」というのがあります。質問に答えていくと推奨のウェッジを提案してくれます。その中にはターフの取れ方を選択するところもあります。ボーケイではターフの取れ方とバウンスの選び方が分かりやすく出ています。
フルショットでレベルに近い人はバウンスが少な目(ローバウンス)、ダウンブローが強めの人はバウンスは多め(ハイバウンス)、その中間ぐらいの人はミッドバウンスがおすすめです。
一般的にはバウンスが多いほうが「やさしいウェッジ」と言われていますが、あながち間違いではないと思っています。ただ、アプローチが苦手な人の中にはハイバウンスを嫌う人も少なくありません。それは、バウンスが多いと弾かれてトップするというイメージを持っているからです。トップする原因の9割以上はソールせずのリーディングエッジで直接打っています。それでも、弾かれるのが嫌なのは「トップ=悪」というのが脳に記憶されてしまっているからです。
こういう人はローバウンスを選択してください。「バウンスが少ない➡弾かれない➡トップしない」という思考になることでアプローチの苦手意識が少しでもなくなれば上手くいくケースが増えると思います。
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