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休肝日は必要か? 酒好き医師が教える最高の飲み方

酒好きの僕はRSSリーダーのFeedlyでSAKETIMES を購読しています。このSAKETIMES でこんな記事がありました。「休肝日への見解は意見が分かれていて、まったく意味がないとは言い切れないですね。飲酒量の多い人には休肝日の効果
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『去就 隠蔽捜査6』今野 敏

隠蔽捜査シリーズの第6弾『去就』を読み終わった。このシリーズは事件解決という本題と、主人公・竜崎伸也に降りかかる問題という2本立ての筋書きがある。事件そのものは読み進めていくと違和感を感じる部分が出てくるので、ある程度のところで事件の全容が
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『ジョン・マン 6順風編』山本一力

山本一力氏のジョン万次郎を描いた『ジョン・マン』シリーズの第6弾『順風編』を読み終わった。第1弾から第5弾を読んだのがだいぶ前だったので、第5弾をさらさらっと目を通してから読みました。山本一力氏が描くジョン・マンは何とも気持ちの澄んだ少年で
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『信長の棺』加藤廣 信長の遺体の行方の謎に迫る

今年の4月に作家の加藤廣氏が死去された。加藤廣氏といえば2005年に刊行された『信長の棺』がベストセラーになり話題になった。気になってはいたがなかなか手に取ることをしなかったが、著者のご冥福を祈って読むことにした。信長の遺体の行方に迫る主人
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『スティール・キス』 ジェフリー・ディーヴァー

ジェフリー・ディーヴァーのリンカーン・ライムシリーズの第12作目『スティール・キス』を読み終わった。リンカーン・ライムシリーズの面白いところは犯人が早めに登場して、現場の証拠物資から犯人を特定していくこと。また、犯人は連続犯で次から次へと犯
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2017年を振り返る「読む」

2017年は何冊読んだのか調べてみました。今年前半は山本一力氏の「ジョン・マン」シリーズ、和田竜氏の「村上海賊の娘」、山本謙一氏の「命もいらず、名もいらず」など23冊。 後半は北方謙三氏の「水滸伝」「楊令伝」「岳飛伝」の水滸伝シリーズの38
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『天使の報酬』真保 裕一

外交官・黒田康作シリーズの第2作目。あらすじは・・・ サンフランシスコで日本人女子大生・霜村瑠衣が失踪し、日本から駆けつけた父親の立ち会いのもと、アパートの捜索が行われた。外務省邦人保護担当領事・黒田康作も現場に立ち会ったが、当の父親は、娘
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東野圭吾「新参者」

久しぶりに本を読んだ。図書館から連絡をもらい借りてきたのが東野圭吾の「新参者」。実はこの本の主役・加賀恭一郎はシリーズ化されていたんですね。独特の嗅覚で事件を紐解いていくので面白いキャラクターだなぁ~と思ったら加賀恭一郎シリーズの最新版とい
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『武士猿』 今野 敏

主人公は琉球王族の三男坊・本部朝基。この琉球王族の本部朝基と言う人は実在の人物らしい。それを今野敏が脚色して小説にまとめてある。今野敏も空手塾を持つ格闘家。それだけに、描写が細かく真剣勝負の場面などは緊張感があっていい。なかなか面白い本でし
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『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』 スティーグ・ラーソン

久しぶりに面白いミステリーに出会いました。上巻を読み始めたときは物語の展開がつかめなくて読めば眠くなるのを繰り返していた。ミカエルが名誉毀損の罪を受けてウダウダとやっているときはどこが面白いのかと思ったけど、リスベットの登場でちょっと面白く
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『竜の道 飛翔篇』 白川 道

白川道は好きな作家のひとりである。好きな作家なので内容の良し悪しはともかく何でも読んでみたくなる。今回の『竜の道 飛翔篇』は飛翔篇とあるように続編が用意されている。 竜とは主人公の双子竜一と竜二からとったものだろう。今回の飛翔篇では兄・竜一
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最近の読書4冊

『デパートへ行こう!』 真保 祐一 『ゼフィラム』 楡 周平 『ダブル・ジョーカー』 柳 広司 『無理』 奥田 英朗 奥田英朗さんの『無理』は『邪魔』『最悪』などと同じように主人公に襲いかかる不幸というか、負の連鎖で精神的に追いつめられてい
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『骸骨ビルの庭』 宮本 輝

作家との相性なのでしょうか宮本輝作品はスッと心の中に文章が入ってきて心地よい中で読み終わってしまう。主人公はビルの住人であるが、書き手はこのビルの管理人になった八木沢。八木沢はビルの立ち退きのために本社から派遣された。ビルの住人達はそれを分
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『枯木に花が』 団鬼六

生涯現役。自らの経験をもとに書きあげた珠玉の人生小説。老いてこそ、愛と自由と快楽を。 タイトルにあるように老人にも花が咲く瞬間があり、老いても快楽を求めるという団鬼六氏らしい内容になっている。結構、コミカルに書かれているのでサラサラっと読め
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『弥勒世』 馳 星周

沖縄がアメリカから日本に返還される前後の話。それを、馳ワールドで書き尽くしている。沖縄がアメリカ統治だった時代はこんなのだったか。沖縄の人々はアメリカがあって生活が成り立っていたが、アメリカによって陵辱されていた。沖縄の人々の鬱屈した思い。
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『最も遠い銀河』 白川 道

非業の最期を遂げた美里との約束―。小樽の街を見下ろすホテルを設計することは、晴之の悲願だった。建設の発注元は、巨大企業「サンライズ実業」。学生時代の親友が働くその企業には、美里を死に追いやった憎んでも憎み足りない御曹司がいる。しかも、その男
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『私の庭 北海無頼篇』 花村 萬月

『私の庭』3部作の最終編。舞台は前作からの続きで明治維新時代の北海道。北海道の山中にアイヌの妻と息子と老いたオオカミと暮らす主人公・権介の物語。 769ページもあるが、一気に読んでしまった。質量はあるがそれに耐えうる内容だ。今回は権介と茂吉
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『プラチナタウン』 楡 周平

有名大学を出て総合商社の部長まで上り詰めた主人公だったが、上司の恨みを買ったばかりに出世階段を踏み外した。そんなときに幼なじみが訪ねてきて財政破綻している町の町長になってくれと言われた。掛け違えたボタンだったが町長になって町の再生に乗り出す
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『ビア・ボーイ』 吉村 喜彦

ビールメーカーの宣伝部に勤務していた主人公は酒癖が悪く、そして女癖も悪い。それがたたって不祥事をおかして広島に飛ばされることに。その広島では自社のビールはシェア最下位で苦戦中。そんな場所に行っての奮闘記。酒癖は悪いが、それがともでユーザーと
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『眩暈』 東 直己

私立探偵・畝原シリーズ第7作目です。シリーズ第1作から読んでいますが今回は心が落ち着いて読むことが出来た。私立探偵・畝原シリーズは同時にいろいろな事件が起きるが最期はどこかで繋がっている。また、畝原の口調がなんとも言えず心が和みます。このシ