量子コンピューターのリゲッティ・コンピューティングが爆上げで利益拡大

資産運用
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2023年7月頃に1.8ドルぐらいで200株買ったリゲッティ・コンピューティングが昨日の終値で17.08ドルまで上昇した。もうすぐテンバガーになるが、果たしてどこまであがるのか?

昨年の夏に少額でEV関連、3Dプリンター関連、量子コンピューター関連の3つの銘柄に投資をした。どれか、ひとつでも大きく育ってくれたらいいかな~ってぐらいの気持ちで投資をした。しかし、3つの銘柄は上下しながらどんどん下がるばかりでしたが、RGTIだけは今年の10月頃から徐々に上昇に転じて、11月25日に跳ねました。その後はチャートの示す通り連日の上昇で、12月27日の終値は17.08ドルです。

量子コンピューター関連銘柄ではイオンキュー(IOQN)クオンタム・コンピューティング(QUBT)ディー・ウェイブ・クワンタム(QBTS)などがあります。どの銘柄も9月以降に上昇しています。

 

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今後、リゲッティ・コンピューターがどこまで上昇するのか、リゲッティ・コンピューティングについて調べてみました。

株価の急騰

2024年12月26日、Rigetti Computingの株価が前日の11.35ドルから15.44ドルへと36.04%急上昇しました。この2週間で109%もの大幅な上昇を記録しており、投資家や市場の注目を集めています。この背景には、量子コンピューティング市場全体への期待感や、同社の技術進展が挙げられます。

 

新型量子コンピュータ「Ankaa-3」の発表

2024年12月23日、Rigettiは新たな主力製品である84キュービットの量子コンピュータ「Ankaa-3」を発表しました。このシステムは、99.5%という高い二量子ビットゲートの忠実度を達成し、エラー率を半減させる設計改良が施されています。また、このシステムはAmazon BraketやMicrosoft Azureなどのクラウドプラットフォームでも利用可能です。同社は2025年までに100キュービット以上のシステムを開発する計画も明らかにしています。

 

資金調達と技術開発

2024年11月には、「At-the-Market」株式売却プログラムを通じて1億ドルの資金調達を完了しました。この資金は、動作速度や精度向上を目指した2量子ビットゲート技術の改良や、スケーラブルな量子コンピュータシステムの開発に充てられる予定です。同時に、研究機関や産業界からのオンプレミス型量子コンピュータへの需要増加にも対応しています。

 

Russell 3000指数への組み入れ

2024年7月1日付で、Rigetti ComputingはRussell 3000®指数に組み入れられました。これにより、同社はより広範な市場での認知度向上が期待されます。この指数はアメリカ国内で時価総額上位3000銘柄を対象としており、投資家からも注目されています。

 

業界全体での注目度向上

量子コンピューティング市場全体が急成長しており、特に製薬業界や金融業界などでの応用が期待されています。アメリカ政府による量子研究への追加予算案(National Quantum Initiative Reauthorization Act)も発表されており、この分野への投資環境が整いつつあります。

 

政府支援: 米国上院議員が量子研究に向けて27億ドルを5年間で配分する「National Quantum Initiative Reauthorization Act」を提案に関することについて

法案の概要

この法案は、量子研究と開発(R&D)を推進するため、今後5年間で27億ドルの連邦資金を割り当てることを目的としています。具体的には、以下のようなポイントが含まれています:

  • 適用範囲の拡大: 従来の基礎研究から実用的な応用に焦点を移し、国家安全保障や経済競争力を強化することを目指しています。
  • 対象機関の拡大: 国家標準技術研究所(NIST)、国立科学財団(NSF)、NASAに加え、国立衛生研究所(NIH)、国務省、小企業庁(SBA)なども新たに参加します。
  • 新たな研究センターの設立:
    – 最大3つのNIST量子センター
    – 5つのNSF多分野量子研究・教育センター
    – 量子教育・人材育成ハブ。

 

具体的な取り組み

この法案は、以下のような具体的なプロジェクトや施策を含みます:

  • 量子通信とセンシング: NASAによる量子衛星通信や地球科学向け量子センシング技術の研究支援。
  • 公共・民間連携: 「研究から商業化へのギャップ」を埋めるため、公共・民間協力を促進。
    – 国際協力: 同盟国との研究開発活動を調整するため、国際的な量子協力戦略を策定。
    – 多様性促進: 科学技術分野で歴史的に少数派だったグループ(女性など)へのアウトリーチ計画を義務化

 

期待される効果

経済と国家安全保障への貢献: 量子技術は医療、エネルギー、人工知能、暗号技術など多岐にわたる分野で革新をもたらす可能性があります。この法案は、それらの実現を加速させると期待されています。
雇用創出: 高度なスキルを持つ労働力の育成と雇用機会の創出。
技術的リーダーシップの維持: グローバル競争が激化する中で、アメリカが量子技術分野でリーダーシップを維持するための重要なステップとされています。

この法案は現在議会で審議中ですが、アメリカが次世代技術分野で優位性を確保するための重要な取り組みとして注目されています。

 

注目度の高さは売買代金に表れている

米国株ランキング(売買代金)

Yahooファイナンスが出している米国株ランキングの売買代金を見ると、大型株が多いなかリゲッティ・コンピューティングが8位にランクイン。9位がMETAで株価は599ドル、リゲッティの株価は17ドルなので、METAの約35分の1しかありません。ということは出来高はMETAの約35倍もあるということなので注目度の高さがうかがえしれますね。

現在の株価は買われ過ぎなところはあるのでこの上昇に懐疑的な見方をする人は少なくないと思いますが、私はまだ伸びるような気がしているのでもう少しホールドしようと思っています。出来高が少なくなって上昇するようだと天井が近いのでその時は利確するかもしれません。

 

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