先週のアメリカ市場は3指数ともの大幅下落でした。この下落の原因はトランプ大統領による関税政策です。いわゆる「トランプ関税ショック」と言ってもいいでしょう。この、トランプ関税ショックですが、これがいつまで続くかですね。中国やカナダは報復処置としてアメリカ製品に関税をかけてきました。これにより諸外国も対抗処置を行うでしょう。
今回のような大幅下落は滅多にないので、いろいろとスクショをとっておきました。
S&P500 ヒートマップ
出典元:finviz.com
見事なぐらい真っ赤です。マイクロソフト-3.56%、アップル-7.29%、NVIDA-7.36%、AMAZON-4.15%、Google-3.20%、TSLA-10.42%、META-5.06%など指数の寄与度高い銘柄の大きく下落したことでマイナス幅が拡大しました。
Fear & Greed Index(恐怖と貪欲指数)
米国株市場のムードや投資家の心理を探る指標の「Fear & Greed Index(恐怖と貪欲指数)」がExtreme Fear(極端な恐怖)になっています。しかも、Extreme Fear 4という見たこともないようなところまで来ました。
VIX(恐怖指数)指数
VIX(恐怖指数)指数は45.3まで上昇しました。ここまで上がるのは2020年のコロナショック以来です。
S&P500指数
S&P500は週間で-9%、ナスダックは-9.7%、ダウは-7.8%、日経平均は-9%の下落でした。下落は幅は大きいですが、過去には週間で-10%以上下落した時もありました。リーマンショックやITバブルのように何かがあったわけではないですから、一時的な調整で終わるような気もしています。
S&P500は節目の5300を割ったことで、次は4600辺りまで下がる可能性があります。4600を割るようだと3800ですが、さすがにここまでは行かないと思っています。
月曜日の日経はきつい下げになると思うので買いに向かいたいところですが、もう一段下げるような気もするので、入るとしたら軽めにしたいと思っています。
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