男子ゴルフで3連勝を飾ったダンロップのZXシリーズ。フジサンケイクラシックでは星野陸也が、日本ゴルフオープンでは稲森佑貴が、住友VISA太平洋マスターズでは香妻陣一朗が、スリクソンの新しいZXドライバーを使って優勝しました。
日本の男子プロは契約メーカーの新製品をすぐに使うことはあまりないですよね。それが、新製品を使って3選手が優勝という快挙。供給先のダンロップにとっては最高のスタートですね。しかし、ヘッドパーツが欠品してしまったのでカスタム対応品の納期は年明けになるとか。プロパー品なら在庫があるようですが、それも年内に消化してしまう勢いの売れ方とか。前作のZ85シリーズは売れ行きが良くなかったですからね。在庫を抱えたくないメーカーとしては、初期ロットを絞った可能性がありますね。
香妻プロのドライーバーはプロトタイプのZX7 440
ゴルフライターのコヤマ カズヒロ氏のツイッターに
香妻陣一朗選手の『ZX7』ドライバーはプロ支給の440の模様。
松山英樹選手の『ZX5』も440というウワサもあり(未確認)。
いっそ発売してはどうかと(´ω`)— コヤマ カズヒロ (@ebird0214) November 15, 2020
また、ダンロップのFACEBOOKには香妻プロの使用ドライバーにプロトタイプとあり、写真のヘッドを見るとそれらしいクラブが写っていました。
香妻プロの使用しているヘッドとR&Aの適合リストを見比べると、ZX7 TOURの方がロゴの感じとかウェイトの感じとかが似ていますね。日本のクラブメーカーはプロ用にプロトタイプを作りますが、市販されることはあまりないです。最近ではプロギアのRS5シリーズのプロトタイプで、小平プロらが使用しているスリークローバーがバスイベント限定で発売されています。もし、スリクソンのZX7のプロトタイプが発売になると競争率が高そうですね。
ZX7 T011
出典元:R&A
ZX7 TOUR
出典元:R&A
ZX7 440はFITTING STORE限定で発売に
ダンロップのHPを見ると、ZX7 440は400個限定のヘッドで、カスタムの受け付けはFITTING STOREのみになっています。ZX7 440はヒール寄りのウエイト(黒)が2gでした。通常のウエイト(赤)が8gなので、6g軽いです。ヘッド重量はZX7と同じなので、6g分が内部で配分されています。どこに配分されているかは企業秘密ですね。
ZX7とZX7 440を同じシャフトで試打してみたのですが、ZX7 440の方がスピンが減っていました。つかまりを抑えたヘッドのようで、しっかりとらえないとスライスになってしまいました(^^ゞ
見た目ですが、上から見た感じではZX7よりもひと回り小さいです。また、ヘッド厚はZX7 440の方が厚かったです。
価格はZX7と同じ純正シャフトが入って定価68,000+消費税です。
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