テンセイPROオレンジ1KとベンタスTRブルーをSTEALTHに装着して振動数を測ってみました

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3月4日に発売された三菱ケミカルのTENSEI PRO ORANGE 1Kと、3月17日に発売されたVENTUS TR BLUEの振動数を測ってみました。

 

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TENSEI PRO ORANGE 1KとVENTUS TR BLUEの振動数

 

ヘッドはSTEALTHを使いました。長さはSTEALTHのカスタム仕様で45.25インチです。

 

TENSEI PRO ORANGE 1Kの振動数

TENSEI PRO ORANGE 1Kの振動数は50Sで254、60Sで267でした。試打した感じでは、TENSEI CK PRO ORANGEと比べるとTENSEI PRO ORANGE 1K 50Sは振りやすかったです。60Sになると重量も重くなっているようにかなりハードに感じました。

TENSEI PRO ORANGE 1Kは前作同様に手元に重量を配置したカウンターバランス設計になっています。ですから、クラブのバランスは同じ重量のシャフトよりは軽めに出ます。

これまでカウンターバランスのシャフトを使ってきている人には合うと思います。また、手元系のシャフトを使っているけど、少しヘッドが遅れている感がある人は試してみるといいかもしれません。

 

VENTUS TR BLUEの振動数

メーカーサイトの説明ではベンタスブルーとベンタスブラックの間に位置するシャフトです。VENTUS TR BLUEの振動数は5Sで253、6Sで262でした。振動数ではベンタスブラックよりは低めに出ましたが、ベンタスブルーでは5Sは低く、6Sは高めに出ていました。シャフトの個体差もあるのでこのあたりの測定値は参考程度に。

試打した感じではVENTUS TR BLUE 5Sでも私的には硬く感じました。ベンタスブルーのほうがまだ振りやすいです。

他の方に試打してもらったところヘッドスピードが45以上の人は6S、40前後の人は5Sがハマる感じでした。また、クラブパスはインサイドアウト系からストレート系の人が使いやすいシャフトだと思いました。

 

STEALTHとの相性

う~ん、どうなんでしょう。TENSEI PRO ORANGE 1KもVENTUS TR BLUEもヘッドスピードが43以上あるといいのですが、それ以下だとスピン量が少なくてキャリーが出ない可能性があります。クラブ軌道にもよりますが、インサイドアウト系でセンターヒットの人はスピンが減少するのでキャリが出にくくなると思います。インサイドアウト系でヒールヒットの人はスピンがもともと多めに出るので、スピンが減少することで飛距離が伸びる可能性があります。

ストレート系の人はスピンが減少するのと打ち出しが低めになる可能性が高いのでキャリーが出ないと思います。ストレート系でのヒールヒットの人はスピンが減少すると飛距離が出ると思います。

パワーがあるアウトサイドインでフェードからスライスの人は、シャフトの特性とのマッチングがいい場合のみ飛距離が出ます。ただし、シャフトの硬さや重さを体が感じすぎる場合は、力が入りすぎるので大きな曲がりになります。

STEALTHでスピンが減る人とスピンが減らない人がいます。今までスピン量が多くて悩んでいた人は試してみる価値はありそうです。スピン量ですが、必ず測定器で計測することです。目測でスピンが多いと言っていた人が、測定してみると打ち出しが高いだけでスピン量は平均値ということがたまにあります。

 

 

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