アマチュアにも参考になる古江彩佳プロのクラブセッティング

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ゴルフダイジェストのインスタで古江彩佳プロのセッティングが出ていましたが、これはアマチュアにも参考になると思うセッティングでした。

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古江彩佳プロのクラブセッティング

 

古江彩佳プロのクラブセッティングのどこが参考になるかと言えば、ロフト角が同じや近くても長さやシャフトの違いで飛距離の打ち分けをしているところです。

 

出典元:golf.digest.weekly

 

上のデータをもとに、もう少し分かりやすくまとめたのが下のデータです。

 

シャフト重量フローについて

ドライバーから7番ウッドまでは50g台、ユーティリティは60g台、アイアンは80g台、ウエッジも80g台となっていました。アマチュア男性の場合、ウッドが50g、FWは50~60g台、ユーティリティは60~70g台、アイアンは95~105g台、ウエッジは95~120g台といった感じ。

女性に比べて男性はパワーがあるので、ヘッドスピードが同じでも短いクラブはより重くしていいと思います。

 

7ウッドは21度、4番ユーティリティは22度

古江プロは3Wは入れずに5Wと7Wを入れています。また、ユーティリティは4Uと6Uを入れています。7Wのロフトは21度で4Uは22度なのでその差は1度です。差は1度ですが、クラブの長さが2.25インチも違うので、それぞれのクラブスピードも変わりそれで飛距離の差を出しているようです。

また、6Uと6Iは同じ28度ですが、長さは6Uが38.5インチ、6アイアンが37.25インチとその差は1.25インチです。

同じロフトでもクラブの長さが違うので、クラブスピードも変わり飛距離差を出していますね。

 

ロフト、シャフト重量とクラブ長さの組み合わせで飛距離を調整

古江プロのセッティングを見ると、6番ユーティリティと6番アイアンはロフトは同じですがクラブの長さとシャフトを変えています。また、7番ウッドと4番ユーティリティはロフトが1度しか差がないですが、やはりクラブの長さとシャフトを変えています。それと、PWの45度とAWの50度は長さが同じですが、シャフトを変えています。

アマチュアは、ロングアイアンとユーティリティのロフトが同じだと飛距離が同じだと思っている人が多いです。ロフトだけを見ると同じですが、クラブの長さもシャフト重量も違うので飛距離の差が出ますと説明しても納得できないというか理解できないようです。

 

ロングアイアンとユーティリティが同じロフトの場合はどうすればいいの?

ロングアイアンの試打クラブはないですが、一番売れる4番ユーティリティ(21~23度)の試打クラブはあるショップは多いです。ユーティリティの購入を考えている人は、自分の使っているロングアイアンを持ち込んで測定器での飛距離を測定してみることです。お店の人にはユーティリティの購入を考えているけど、同じロフト(近いロフト)のアイアンよりも飛ぶクラブが欲しいようなことを伝えるといいです。

お店にあるほとんどの測定器はすべてフラット条件(平地・無風)になっています。また、ランはスピン量によって距離が変わってくるので、キャリーで見るのがいいです。

自分のロングアイアンで測定し、次に使ってみたいユーティリティを測定。そこで、どのぐらいの飛距離が出るかを見るのがいいです。コツとしては、自分のアイアンで5球(ミスヒットは除外)、ユーティリティで5球ぐらい打つのがいいです。それと、クラブスピードを確認すること。クラブスピードに差がないと飛距離の差が出ないですからね。飛ばすことが目的ではなく、飛距離の差が出るクラブを探すのが目的なので、飛距離の差が出ないからといって強振してはあまり意味がないです。

アイアンとユーティリティが同じロフトでもクラブの長さとシャフト重量が変われば飛距離が出る場合が多いです。得手不得手はあるとは思いますが、まずは打って確かめるのがいいと思います。

 

 

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