『下町ロケット2 ガウディ計画』 池井戸 潤

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池井戸潤の下町ロケットシリーズ第2弾ガウディ計画。下町ロケットではロケットのエンジンにまつわる話でしたが、今度は心臓に使われる医療機器の人工弁の話。

 

佃製作所はロケットのエンジンバルブで大企業帝国重工と提携。窓口は宇宙航空部開発グループ部長の財前。財前のことをよく思わないのが宇宙航空調達グループの石坂部長。提携して数年後に新たなバルブシステムの契約で石坂部長が見つけてきたのが、NASA出身の椎名が率いるサヤマ製作所。そして、人工弁の作製を依頼してきた北陸医科大の一村教授は、師匠であるアジア医科大学の貴船部長との確執がある。ライバル出現でどうなる佃製作所。

 

今度も八方ふさがりでどうしようもない。それでも、最後は大逆転する。ハラハラドキドキで、ちょっぴり泣けるのがいいんだよね。

 

 

 

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