弾道調整機能付きドライバー 各メーカーの変更可能なポジション数とライ角について(2022-2023)

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テーラーメイドのステルス2とキャロウェイのパラダイムが発表されたので、現在発売されている弾道調整機能ドライバーのポジション数とライ角、ロフトについてまとめました。

 

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各メーカーのポジション数とライ角について

シャフトとヘッドを専用レンチを使い取り外しができる弾道調整機能付きドライバーは、スリーブのポジションを変えることで弾道を調整できる通称「カチャカチャドライバー」。

テーラーメイド、キャロウェイ、ピン、タイトリスト、コブラ、ブリヂストンゴルフ、ダンロップ、ヤマハ、オノフ、プロギア、ミズノなど主要なゴルフメーカーのドライバーは弾道調整機能がついているモデルがあります。

弾道を調整をするにはシャフトの先端についているスリーブのポジションを変えるわけですが、これは各メーカーが自社で開発しているので、すべて違う形状をしています。ですが、スリーブのポジションを変えてできることは限られているので、ポジションを変えるとどうなるかを理解できれば、どのメーカーにも応用できます。

 

各メーカーの弾道調整のポジション数一覧

 

変更可能ポジション数が一番多いのはタイトリストの16ポジションです。タイトリストはABCD+1234の組み合わせが出来ます。A1はスタンダードポジションになります。リングがついているので可変数が多くできます。

次がテーラーメイドとスリクソンの12ポジションです。同じ12ポジションですが、テーラーメイドはライ角が4アップライトまで可能です。スリクソンはライ角が2度フラットまで可能です。変更可能ライ角の違いはスタンダードポジションのライ角の違いにあります。ステルス2はプラスが54度、ステルス2が56度、HDが58度とモデルによって違います。

採用しているポジション数で一番多いのが8ポジションでピン、ブリヂストンゴルフ、オノフ、ミズノなどです。ブリヂストンゴルフとミズノはアップライト方向に調整可能、ピンとオノフはフラット方向に調整可能になっています。

ライ角は標準よりもアップライトにするとつかまりがよく、フラットにするとつかまりを抑えることが出来ます。各メーカーはモデル別にライ角を変えている場合があります。それは、そのモデルの性能や特性を考えてのことです。

ポジションを変更(ロフトを変更)するとソールしたときのフェースアングルが変わります。ただし、ロフトを変更しないスタンダードポジションとアップライト(フラット)ポジションはフェースアングルは同じです。HIGHER(ロフトをつける)はフックフェースに、LOWER(ロフトを立てる)はオープンフェースになります。

 

試打するときにライ角を変えてみる

各メーカーのモデル別ライ角を見ると、同じだったり違ったりしています。同じメーカーのクラブを試打するときに、使っているクラブのポジションを変更して使用している人以外はポジション変更をしてから試打する人はほとんどいません。

ステルス2とステルス2 プラスではライ角が2度違うので、ステルス2 プラスの方がつかまりを抑えています。また、ステルス2 HDはステルス2よりも2度アップライトでクラブも短いのでつかまりをよくしています。

ステルス HDとステルス2 HDを打ち比べてみたときにステルス2 HDの方がつかまりがよくなったら、ライ角とクラブの長さが影響しているかもしません。

 

追記 2023/8/6

2023年9月発売のブリヂストンゴルフの新Bシリーズとオノフの新KUROについて、ライ角の変更はありませんでした。

 

追記 2023/29/24

2023年10月発売のヤマハの新RMXシリーズはスリーブが変更になったので一覧表を更新しました。

 

2021-2022年版はこちらになります。

カチャカチャドライバー 各メーカーのポジション数とライ角について
ここ数年で一気に増えたのが弾道調整機能が付いたドライバー。シャフトからヘッドを取り外し、スリーブのポジションを変えることで弾道を調整できるいわゆるカチャカチャドライバー。テーラーメイド、キャロウェイ、ピン、タイトリスト、コブラ、ブリヂストン

 

 

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