テーラーメイドSTEALTHのドライバーと5ウッドの振動数を測ってみた

Golf

ドライバーが調子がいいので、フェアウェイウッドにドライバーと同じシャフトを入れたけど、うまくいかない。逆でフェアウェイウッドが調子いいので、ドライバーにフェアウェイウッドと同じシャフトを入れたけど上手くいかない。こういう人が少なくない。

ドライバーとフェアウェイウッドは同じシャフトでいいの?

ドライバーとフェアウェイウッドのシャフトが同じでいいか疑問に思っている人は、調子の悪いほうのクラブのシャフトを変えるか、クラブそのものを変えたほうがいいです。実際はドライバーとフェアウェイウッドが同じシャフトで問題なく使えている人のほうが多いですが、ドライバーとフェアウェイウッドが同じシャフトで問題が出ている少なくないです。

そこで、ドライバーとフェアウェイウッドの振動数を測ってみました。違いを確認したいと思います。

 

シャフトによって振動数の変化が違う

振動数を測ったのはテーラーメイドのSTEALTHで、ドライバーとフェアウェイの5ウッドを使いました。シャフトは純正のTENSEI RED TM50、Speeder NX 60S、Dianama PD 60S、TOUR AD UB 6Sです。

TENSEI RED TM50はドライバーの振動数238に対し、5ウッドは254でその差は16。Speeder NX 60Sはドライバーの振動数257に対し、5ウッドは268でその差は11。Dianama PD 60Sはドライバー振動数258に対し、5ウッドは273でその差は15。TOUR AD UB 6Sはドライバー振動数264に対し、5ウッドは277でその差は13でした。

クラブの長さは純正でドライバーよりも5ウッドが3.5インチ短く、カスタム系3.25インチ短いです。5ウッドはドライバーのシャフトカットしているので振動数は硬くなります。また、テーラーメイドの場合は5ウッドは先端と手元の両方をカットしています。手元だけよりも先端もカットしたほうがより硬くなります。

フェアウェイウッドのシャフトの先端カットはどのぐらい?

 

シャフトをカットすると振り感が変わる

ドライバーと5ウッドのシャフト同じでもドライバーのシャフトをカットした5ウッドのほうが硬くなり、そうなると振り感が違ってきます。振り感が変わっても問題なく使える人は多いのも事実ですが、振り感に気が付かず上手くいかない人も少なくないです。

ドライバー手元系のシャフトの場合

手元系のシャフトを好む人には先端剛性が硬いのを好む人と、トップでためが作りやすいのを好む人がいます。先端剛性が硬いのを好む人は手元をカットしてもあまり問題がない人が多いです。しかし、トップでためが作りやすいのを好む人の場合は手元をカットするとためが作りにくいせいか上手くいかない人が少なくないです。こういう人は中元系のシャフトを試してみるといいです。

 

ドライバー中調子系のシャフトの場合

中調子系のシャフトを好む人の場合はドライバーとフェアウェイウッドのシャフトが同じで合う人が多いです。ただ、TOUR ADのDI系(先端剛性が硬いタイプ)の場合、5ウッドは更に硬くなるのでボールが上がりにくいという現象が出る可能性があります。この場合は、あまり先端が硬くないシャフトを選ぶのがいいと思います。下にTOUR ADのシャフトポジショニングマップについて書いたものがあるので、参考にしてみてください

グラファイトデザイン ツアーADのポジショニングマップ

また、最近多いのが重量フローで5ウッドのシャフトをドライバーよりも上げる人がいますが、そうなるとかなり硬くなるので振りきれないと右にすっぽ抜けるか、ボールがつかまらないのでやや強引につかまえにいって左に引っかけます。

重いシャフトを使う弊害としては、テイクバックからクラブの重量を感じて右手に力が入りやすくなり、アウトサイドインがきつめになってしまうことです。そうなると、左に引っかけるかフェースが開きスライスするか。安定した球が打てないということになります。それを嫌ってトップをフラットにすると手前をダフることになります。

ドライバーがインサイドアウトの軌道でも、フェアウェイウッドはストレートからアウトサイドインの軌道の人が多いです。フェアウェイウッドをインサイドアウトの軌道にすると手前でダフリやすくなりますからね。ドライバーはティーアップしているのでインから入れやすいですが、地面に置くフェアウェイウッドはインから入れにくいです。

フェアウェイウッドが得意の人を見るとドライバーがインサイドアウトでもフェアウェイウッドはストレート軌道です。また、試打コーナーのマットの上では薄い当たりはほとんどしませんね。それは、コースの芝のほうがボールが浮いているので、マットでは厚めに入れるぐらいでちょうどいいというのを分かっているからだと思います。

フェアウェイウッドが得意な女性はトップからストンとクラブを落としてきて上手に打つ人が多いです。

ドライバーとフェアウェイウッドのシャフトが同じでいいのか、違っていいのか。本当のところは使いやすければ同じでも違っていてもどちらでもいいのです。自分に自信がない人や情報に惑わされる人ほど、この疑問に直面した時に解決策が見つからないようです。

フィッティングをしていて、ドライバーは調子がいいけど、同じシャフトのフェアウェイウッドがなにか上手くいかないという人に対しては、上手くいかないフェアウェイウッドを目の前で打ってもらうと意外と答えが出ます。もともと、フェアウェイウッドが苦手な人だとその辺は難しいですけどね。

最近はトラックマンなどクラブの軌道やヘッドのパスなどが表示できるので、それを使い答え合わせをします。また、その人の体の動きを見ながらスムーズにスウィングできるシャフトを選びます。フェアウェイウッドが苦手な人には、クラブを重くしていい人と、クラブを軽くしていい人がいます。ドライバーがカスタムシャフトで、フェアウェイウッドが純正シャフトという組み合わせに疑問を持つ人が多くいますが、フェアウェイウッドが苦手な人は力みやすい人が多いので、軽くすることで力みがとれて意外と上手く打てます。純正シャフトは軽い柔らかいという固定観念があるので、ドライバーのように振り回せないという状態になるのが結果的にいい方向に行く場合もあります。ですが、想定外のクラブで上手く打てても脳が納得できない。理解できない。残念ですが、こういうゴルファーが多いですね。借りたクラブが飛ぶのはなぜか?ですね。