打ち出し角とスピン量とスウィングの癖の話

Golf
スポンサーリンク

下の画像は別々の人のトラックマンのデータです。

上の画像(A)の人はストレート系のボールを打つ人
下の画像(B)の人はスライスで悩んでいる時期があり今はボールが上がらなくて悩んでいる人

上の画像(A)と下の画像(B)を見比べるとクラブスピードはほとんど変わりません。また、トータル距離も大きくは違いません。しかし、キャリーはAが231.7ヤードに対し、Bは209.9ヤードと21.8ヤードも飛んでいません。また、スピン量もAは2240ですが、Bは2030と少ないです。

Aの人は打点位置が上目だったのでもう少し下がってくるとミート率が上がり、スピン量が最適化されるのでキャリーが伸びて飛距離も伸びそうです。

Bの人はフェースを立てているのでスピンロフトが9.8と立ちスピン量も2030rpmと少なくなってしまいました。また、打ち出し角も9.1と低いのでボールが上がりません。

Bの人はスライスで悩んでいた時期が長く、どうしてフェースを立ててしまう癖が抜けきれません。スライスで悩んでいる人はフェースを立てることで捕まえる感じを手に入れることが出来ます。しかし、スウィングが徐々に修正されてくるとボールが上がらないという悩みに直面します。フェースを立てなければいいのですが、右へのトラウマが脳にしみ込んでいるので体が勝手に反応してしまいます。

脳は嫌なことを覚えているのでそれを回避する方向に体が動いてしまいます。フィッティングではボールの打ち出し方向だけを意識してもらいます。すると、フェースを立てずにインパクトできるようになりますが、少しでも右にボールが行くようになると元に戻りフェースを立ててしまいます。

現状を受け入れるためにもトラックマンやCGクワッド4など高性能な弾道側的で自分のスイングの癖を知るのがいいです。

 

コメント