現在、カスタム系シャフトで人気なのはフジクラのSPEEDER NXです。この、SPEEDER NXですがクラブメーカーも純正シャフトで採用しています。しかし、デザインや特性などは全然違います。また、シャフトにも『SPEEDER NX for Callaway』などシャフトブランドのあとに『 for メーカー名』が入っています。
SPEEDER NXブランドを純正シャフトに採用しているのは、キャロウェイのPARADYM MAX FAST、テーラーメイドのステルスグローレ、コブラのエアロジェット、プロギアのLS、ヤマハのドライブスターなどです。
クラブメーカーがSPEEDER NXブランドを純正で採用しているモデルを見てみると、アスリート系モデルではなく、アベレージゴルファー向きモデルや、軽量モデルに採用しているようです。
キャロウェイを例にとると、PARADYM トリプルダイヤモンドはTENSEIブランド、PARADYMとPARADYM XはVENTUS TRブランドを純正に採用しています。メーカーはどのヘッドモデルに、どのブランドのシャフトを採用するかということは考えているようです。
人気のカスタムシャフトブランドは認知度も高いので、純正シャフトに採用することでいいイメージになりますからね。
純正シャフトとカスタム系シャフトを比べた場合、車で例えると純正シャフトは乗りやすい乗用車、カスタム系シャフトはスポーツカーというイメージを私は持っています。どちらが性能がいいかではなく、どちらが扱いやすいかで選んだ方がいいです。どんなに性能が良くても扱いにくいのであればフェアウェイキープ率は下がります。見た目はいいかもしれませんが、結果が出ないとつらいことになりますからね。
シャフトは性能ではなく、扱いやすさで選ぶことをお勧めします。一発の飛びより、安定性です。『曲がらないけど、物足りない』ぐらいの方がコースに行っていい結果が出ると思いますよ。
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