ゴルフクラブのスペックですが、メーカーごとに測り方が違たりします。測定値で統一基準なのは総重量とグリップ重量ぐらいですかね。あとは、メーカーオリジナルになると思っています。
今回はドライバーの長さ、測定方法についてです。ドライバーの長さを測る方法として、60度法とヒールエンド法があります。60度法は以下のように測定します。
出典元:ミズノ
ヒールエンド法はメーカー独自に長さボードを作成して、ヒールからの長さで表しています。どのメーカーも最初は独自のヒールエンド法でしたが、2022年1月からR&AとUSGAにより、「60度計測方法によるクラブ長が46インチを超えるクラブの使用を禁止する」というルールが設けられたことにより、ドライバーの測り方を60度法に切り替えるメーカーが増えてきました。
ですから、2022年より前のドライバーは60度法で計測すると長くなります。例えばミズノのST-Z 220 ドライバーはミズノオリジナルのヒールエンド法だと45.50インチですが、60度法だと45.81インチになります。
ですから、2022年より前のドライバーで45.75インチ以上の長さがあるとルール非適合になる可能性があります。60度法の場合はグリップエンドで46インチで定められています。グリップトップの厚みを計算に入れてシャフトカットしないとだめということですね。
細かく言うと、グリップを替えるだけで長さは変わってしまいます。グリップエンドがフラット形状と丸みを帯びた形状でも違うし、ゴルフプライドとイオミックでも違います。
以下にメーカー別ドライバーの測定方法をまとめてみました。あくまでもドライバーだけで、メーカーによってはドライバー以外は従来の独自ヒールエンド法を使っています。同じ長さ表記のアイアンでもメーカーによってバラバラということもあるので、別メーカーのウェッジを買うときは注意が必要です。よく、調べてから買うのがいいですね。お店の人に聞いても分からないと思いますよ(^^ゞ
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