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『陪審法廷』 楡 周平

2004年、アメリカ・フロリダ州。養父にレイプされ続けた少女を救うため、殺人を犯した日本人少年。罪状は第一級殺人。繰り広げられる、検察と弁護人の「正義なきディベート」。減刑なしの終身刑か、完全無罪か?少年の未来を決めるのは、12人の「普通の
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『灰夜 新宿鮫Ⅶ』 大沢在昌

鮫島に遺書を残して自殺した宮本の7回忌に出席した鮫島だったが、勘違いから事件に巻き込まれて絶対絶命に。直接、宮本の遺書に関することではないが、宮本の地元で起きた麻薬取引と北朝鮮絡みの問題。公安と麻取とが絡んでくる。新宿から離れた場所で鮫島が
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『氷舞 新宿鮫Ⅵ』 大沢在昌

鮫島が最初に勤務していた公安に絡む事件が発生。根が深いだけに鮫島に対する防御も厚く事件解決の糸口がなかなかつかめない。鮫島がもつ公安内部の切り札が見え隠れするような部分もあり、これまでの作品とは重厚度が違う。また、前作で晶との関係がぎくしゃ
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『炎蛹 新宿鮫Ⅴ』 大沢在昌

いくつもの事件が関連性を持って同時進行で事件が起きていく。表題の『炎蛹』だが炎はまさしく放火、蛹というのが面白い発想で南米から持ち込まれた藁人形についた害虫が日本の稲に多大な被害をもたらすという設定。ここに秋葉原などからの盗品売買と麻薬カル
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『螺鈿迷宮』 海堂尊

『チーム・バチスタの栄光』『ナイチンゲールの沈黙』に続く第3弾。これまでは東城大学病院を舞台に繰り広げられた医療ミステリーだったが、今回は東城大学病院の陰の部分を請け負う碧翠院桜宮病院に舞台を移しての物語。 主役は東城大学の学生・天馬大吉。
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『秀吉の枷』加藤廣

どうやら『信長の棺』の続編という感じの作品でした。と言っても『信長の棺』は読んでいませんが。この時代を書いた小説はいくつも読んでいるので話の流れからすれば続編というのがすぐに分かる。『秀吉の枷』とは信長が本能寺の変で打たれたがその遺骨の存在
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Firefoxにプラグインで都内の図書館蔵書検索

ITmedia Biz.ID:おとなの図書館活用術【東京編】 いやいや便利なモノを作ってくれる人がいるんですね。検索プラグインに僕が使っている港区と調布市のコードを設定するといっぺんに検索してくれます。これまでは、調布で検索してなかったら港
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『無間人形 新宿鮫Ⅳ』 大沢在昌

この作品で直木賞を受賞。シリーズ4作目だけあって完成度が高い。新種の覚醒剤アイスキャンディというアイデアといい、鮫島の恋人晶が危機にさらされるといい、緊迫感があって面白い。麻薬というと暴力団の資金源だが、これを追いかけるのは警察だけではなく
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『制服捜査』 佐々木 謙

制服捜査というのは交番勤務の警察官の事。主人公の川久保篤巡査部長は道警の刑事だったが、転勤で志茂別駐在所に単身赴任で勤務。志茂別町は人口6000人の小さな街。この小さな街に様々な出来事が起きるが、駐在所勤務の川久保は捜査には加われない。捜査
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『屍蘭 新宿鮫Ⅲ』 大沢在昌

前作はたっぷりと肉体的危機感を味合わせてもらったが、今回は精神的に追いつめられた。鮫島が刑事生命を欠けて単独行動をするが、結局は事件は解決の方向に向かうのでストーリー的には味付けが薄い。でも、新宿鮫シリーズ第三弾ということで読むと作者の進歩
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『ナイチンゲールの沈黙』 海堂 尊

『チーム・バチスタの栄光』の続編と言うべきか、今回も東城大学医学部付属病院を舞台にした話。冒頭からゴテゴテに飾られた言葉の洪水にうんざりしながらも読み進めるとその面白さに嵌ってしまった。前作で登場した愚痴外来の田口先生や藤原看護師はやや引き
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『毒猿 新宿鮫Ⅱ』 大沢在昌

『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞を受賞した。その続編と言うこともあるのか、相当気合いの入った作品だった。台湾で殺し屋として暗躍した毒猿が、雇い主の台湾マフィアのボスに裏切られた。その復讐として組織を壊滅させたがそのボスが日
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『新宿鮫』を最初から読んでみる

先日、『新宿鮫』の最新刊『狼花』を読んで(帰ってきた新宿鮫『狼花』 大沢在昌 )面白かったのでもう一度最初から読んでみたくなった。『新宿鮫』が刊行されたのが今から17年前の1990年。主人公・鮫島は36歳で新宿署に配属されて3年が経つ。警察
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『墜落』 東 直己

私立探偵・畝原シリーズ。前作『熾火』で大切に思っている姉川明美が傷つけられてしまった。そして、事件に巻き込まれた少女。今回はこの少女を引き留めるために畝原は姉川明美と結婚し、少女(幸恵)と養子縁組をした。姉川明美と結婚した畝原浩一は3人の娘
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『終末のフール』 伊坂 幸太郎

もし、8年後に小惑星が地球に激突すると決まったらどうしますか?あれから5年たった今を8つの短編で綴っている。伊坂ワールドらしい文体で楽しく読めたが、前半の短編が面白すぎて後半は失速気味。なるようにしかならない今をどう生きるか。現実味がないの
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阿佐田哲也と団鬼六

先日、放送されたカンブリア宮殿は池袋にある大型書店・ジュンク堂の社長が出演していた。ベストセラーよりも個性的な専門書をと、社員が自由に書棚を作っていて本好きには堪らない品揃えとのこと。それならと、ジュンク堂書店 JUNKUDO BOOK W
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『熾火』 東直己

熾火posted with amazlet on 07.05.02東 直己 角川春樹事務所 (2006/05)Amazon.co.jp で詳細を見る 私立探偵・畝原シリーズ。東直己は怒っている。腐敗した道警に、世の中に。探偵。畝原が大切に思
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『オレたちバブル入行組』 池井戸 潤

オレたちバブル入行組posted with amazlet on 07.04.25池井戸 潤 文藝春秋 (2004/12/10)Amazon.co.jp で詳細を見る この間、読んだ『空飛ぶタイヤ』が面白かったので今度はタイトルがユニークな
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傑作!『空飛ぶタイヤ』 池井戸 潤

空飛ぶタイヤposted with amazlet on 07.04.22池井戸 潤 実業之日本社 (2006/09/15)Amazon.co.jp で詳細を見る 三菱ふそうトラックのタイヤ脱落事故を題材にした作品で念密な取材を元にして書か
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『残光』 東 直己

残光posted with amazlet on 07.04.19東 直己 角川春樹事務所 (2003/08)Amazon.co.jp で詳細を見る 榊原健三シリーズの第二弾。健三のかつての恋人・多恵子。健三は自がで出来る方法で彼女を守ろう