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『悲鳴』 東 直己

悲鳴posted with amazlet on 07.04.18東 直己 角川春樹事務所 (2004/05)Amazon.co.jp で詳細を見る 私立探偵・畝原シリーズ。登場人物は前回と同じだけど、タクシー運転手の太田さんが年をとって覇
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帰ってきた新宿鮫『狼花』 大沢在昌

大沢在昌氏の代表作と言えば新宿鮫。そのシリーズ第9弾がこの『狼花』。新宿鮫シリーズは第5弾の『炎蛹』まで読んだが、その後はご無沙汰していた。何故この本を読んだかというと新宿鮫シリーズとは知らずに手に取ったら「あれま」ってな次第で。新宿鮫シリ
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『探偵はバーにいる』 東 直己

どうやら、この作品が東直己さんのデビュー作らしい。探偵とタイトルにはあるが、探偵と言うよりは何でも屋みたいだ。主人公の俺は28歳という設定なんだが、口調やら作品から漂う雰囲気は30代後半から40代という感じがした。ちょっとくたびれたおやじの
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『真夏の島に咲く花は』 垣根 涼介

真夏の島に咲く花はposted with amazlet on 07.04.01垣根 涼介 講談社 (2006/10/13)Amazon.co.jp で詳細を見る 舞台は南の楽園フィジー。2000年に実際に起きたフィジー人によるクーデターを
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『フリージア』 東 直己

舞台は札幌。橘連合系を花岡組系は対立しているが、花岡組系は関西と手を組み橘連合をつぶしに掛かる。7年前にも関西は札幌に進出しようとしていた。その時、花岡組系の正心会を使って動き出したがひとりの男によって正心会はつぶされてしまった。その男の名
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『渇き』 東 直己

先に『流れる砂』を読んでしまったので割とスッと話に入っていけた。今回も私立探偵・畝原がいきなり死体現場に踏み込んでしまい、事件に巻き込まれていく。畝原はめんどくさいことに巻き込まれる事を嫌がっているが、理性がそれを許さないのか自分から危ない
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北方謙三のハードボイルド『明日なき街角』

北方謙三氏の作品はこれまで時代物しか読んだことがなく、今回初めて現代物の作品を読んでみた。主人公の哲二は小さな工場で毎日決められたとおりに螺旋を切っているが、その裏では薬物の運び屋として生きている。哲二は21歳という年の割には老成しているよ
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『惜春』 花村萬月

惜春posted with amazlet on 07.03.16花村 萬月 講談社 (2006/04/14)Amazon.co.jp で詳細を見る 新宿歌舞伎町のキャッチバーに友達にそそのかされて勤め始めた佐山君が、今度は京都・雄琴にある
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『パーフェクト・プラン』 柳原 慧

宝島社文庫「パーフェクト・プラン」posted with amazlet on 07.03.15柳原 慧 宝島社 (2005/01/15)Amazon.co.jp で詳細を見る 代理母、幼児虐待、オンライントレード、株価操作、クラッキング、
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『流れる砂』 東 直己

流れる砂posted with amazlet on 07.03.14東 直己 角川春樹事務所 (2002/11)Amazon.co.jp で詳細を見る 私立探偵・畝原シリーズの第2作目。第1作目を読んでいないので登場人物のつながりはよく分
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『百万遍 古都恋情』 花村萬月

逃げ出すように東京を出た主人公・惟朔は急行銀河52号に乗って京都に行った。ということで今度は京都での生活が始まるわけだが、奔放で執着なのない惟朔だから仕事しないわ、人に依存するわ。そのくせ人から依存されるのを極端に嫌う。文中に『隔靴掻痒』と
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『百万遍』 花村萬月

続編の新刊が出たので再読してみたが、やっぱり面白い。主人公・惟朔は父親から高等教育を受け、年上の女性から性教育を受けたおかげで年齢以上のしたたかさを身につけて世に出てくる。花村萬月氏の自伝的小説ということだが、これまで書いている小説を読んだ
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『私の庭 蝦夷地篇』 花村萬月

私の庭 蝦夷地篇posted with amazlet on 07.02.18花村 萬月 光文社 Amazon.co.jp で詳細を見る 自問自答する権介、何事にも執着しない権介という人間に非常に魅力を感じる。常に力が入っておらずなすがまま
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未来予測小説『平成三十年』 堺屋太一

1997年から書かれた小説で日本がここまま何もしなかったら(というのは極端だが)ということを前提に平成三十年にはこんな風になっているだろうという未来予測小説。 通商産業省で官僚をしていだけあって数字には明るい。1ドルがいくらになって、物価が
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元気な女性が奏でる『ガール』

ガールposted with amazlet on 07.02.06奥田 英朗 講談社 Amazon.co.jp で詳細を見る 元気に働く30代OLのお話。ちやほやされた20代と違って30代OLは何かと大変。見栄や嫉妬や頭に来ることや、いろ
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『トーキョー・バビロン』 馳星周

トーキョー・バビロンposted with amazlet on 07.02.04馳 星周 双葉社 Amazon.co.jp で詳細を見る 崩れ落ちたITバブルの寵児、太く短く楽な人生を選んだヤクザ、身体を壊して先行き不安なキャバクラ嬢、使
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『沖で待つ』 絲山秋子

沖で待つposted with amazlet on 07.01.26絲山 秋子 文藝春秋 Amazon.co.jp で詳細を見る 「おまえさ、秘密ある?」住宅設備機器メーカーに入社して福岡支社に配属された同期の太っちゃんと女性総合職の私。
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『四度目の氷河期』 荻原浩

四度目の氷河期posted with amazlet on 07.01.23荻原 浩 新潮社 Amazon.co.jp で詳細を見る 人生を語るには、早すぎるなんて言わせない。ぼくは今日から、トクベツな子どもになることにした―何をやっても、
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『ウルトラ・ダラー』 手嶋龍一

ウルトラ・ダラーposted with amazlet on 07.01.18手嶋 龍一 新潮社 売り上げランキング: 307Amazon.co.jp で詳細を見る さすが海外が長かった手嶋龍一氏だけあっていい材料をそろえているね。過去に遡
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芥川賞は青山七恵『ひとり日和』、直木賞は受賞者なし

第136回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が16日、東京・築地の新喜楽で開かれ、芥川賞に青山七恵さん(23)の「ひとり日和(びより)」(文芸秋号)が選ばれた。副賞100万円。直木賞の該当作はなかった。同賞の該当なしは03年1月の