~オンラインでも安心して発信を楽しむためのヒント~
最近は、SNSやブログで自分のことを発信するのが当たり前になってきました。日々の出来事やお気に入りのお店、きれいな景色をシェアするのって、楽しいですよね。
でも、ChatGPTやGeminiなど生成Aiにはネット上の情報を網羅的に収集できるDeep Researchがあり、使い方によっては凄く便利だが優秀なだけに個人も特定できてしまうんです。検索エンジンでエゴサーチするよりもDeep Researchを使った方が速いし、収集能力が違うって知ってました?
何気なく投稿した写真やコメントから、自分の「住んでいる場所」や「本名」がバレてしまうリスクがあること、ご存じですか?
今回は、「オンラインで個人情報を特定されずに、安全に発信するにはどうしたらいいか?」について、具体例や対策を交えてわかりやすくお話しします。
写真の“うっかり”が思わぬヒントに
「部屋の写真を載せただけなのに、どこに住んでるかバレてしまった」
そんな話、実は珍しくありません。
● 郵便物の住所
● カレンダーに書いた家族の予定
● 窓の外の風景やマンホールの文字
こうした細かい情報が「推理の材料」になってしまうんです。
アイドルの例では、自撮りの“瞳に映った景色”から自宅の場所が特定され、スト被害にまで発展しました。
投稿の内容、気にしたことありますか?
発信の内容そのものにも、注意ポイントがたくさんあります。
たとえば
- 「今、旅行中!」→「家が空です」と言っているのと同じ
- 「毎週火曜はジム!」→不在時間がわかってしまう
- 制服や社員証が写った写真 → 学校名や勤務先がバレる
- 友達に「○○ちゃん、ありがとう」って本名で呼ばれる
情報って、意外と「自分以外」からも漏れるんです。
SNSごとの注意点
◼️ X(旧Twitter)
発言がすべて全世界に公開されるので、慎重さが必要です。地名や路線名を含む何気ない投稿でも居住エリアが特定されるリスクあり。
対策:
- ハンドルネームやアイコンは他SNSと別に
- プライベートと発信用でアカウントを分ける
- 定期的に過去投稿を見直す
オシャレな投稿が主流ですが、背景に映った物やリアルタイム投稿で位置情報がバレがち。
対策:
- 撮影後すぐではなく時間差投稿を
- 背景に映る郵便物や鏡越しの映り込みに注意
- フォロワー制限や非公開設定を活用
◼️ TikTok
短い動画の中にも情報はたくさん。制服や家の中、うっかり本名で呼ぶ音声なども見落としがち。
対策:
- 撮影前に部屋を片付ける、背景をぼかす
- 公開アカウントなら家の中での撮影は極力避ける
- プライバシー設定で投稿範囲を制限
基本的に「実名前提」のSNS。情報を詳しく書きすぎると、自分のすべてが筒抜けになってしまいます。
対策:
- プロフィールの公開範囲を「友達のみ」に
- タグ付けやチェックインは事前に許可制に
- 不要な友達申請は承認しない
noteやブログを書くときの工夫
ブログやnoteは文章量が多い分、うっかり個人情報を出してしまいがちです。
やってはいけないこと:
- 本名や勤務先を書いてしまう
- 他SNSと同じアイコンや名前を使い回す
- 知人と交流しているアカウントでリンクをシェアする
おすすめ対策:
- 地域や職業はざっくり表現に(例:「都内在住」→「関東在住」)
- シェアする相手を選ぶ or シェア自体をやめる
- プロフィールも“ほどほど”に
「検索」や「AI」からも見られている前提で
最近は検索エンジンだけでなく、AIも情報を拾っています。
ユーザー名で全SNSが紐づけられる
- 投稿時間のパターンから生活習慣を推測される
- 顔写真が別のSNSのものと一致して身元がバレる
予防策としては:
- 同じ名前や画像は使い回さない
- 投稿タイミングをランダムに
- 顔を出すならマスクやサングラスなどで工夫する
安全に発信しながら、信頼も得たいなら?
「匿名で書きたいけど、信頼感も欲しい」
そんなときは、“特定されない程度のパーソナル”を伝える工夫を。
- 職業や年齢はざっくりと
- 実績は積極的に見せる(過去の投稿で信頼が育ちます)
- 礼儀ある発信で「中身は信用できる人」に
最後に:怖がる前に、知っておこう
個人情報が特定されるリスクは確かに存在します。でも、大切なのは「恐れて何も発信しないこと」ではなく「知った上で、自分でコントロールすること」。今日からできることはシンプルです。
- 投稿前に写真をチェックする
- プライバシー設定を確認する
- 不要なリンク・連携をやめる
この3つだけでも、リスクはぐっと減らせます。
ネットは便利で楽しい場所。だからこそ、正しい知識を持って、楽しく安心して使っていきましょう。
ちなみに、私は1997年からホームページをやってまして、そのあとはlivedoorブログなどのサービスを使ったり、自分でドメインをとってブログを書いたり、FACEBOOK、X(旧Twitter)などもやってました。
今回、ChatGPTのDeep Researchを使って自分の事を調べてみました。私の個人情報を入れて、それを元にリサーチしてもらいましたが、集まった情報は分かり切ったことだけSNS関連の情報は何も出てきませんでした。
これから、生成Aiがもっと性能を上げてくると個人を特定することが簡単になると思っています。その時になってから防衛しても遅いので、今から情報が漏洩しない方法を身に着けたほうがいいと思います。
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