最近、ChatGPTでPDFを作れるようになってから、「マニュアルをPDFにまとめる」「note記事をPDF化して配布する」みたいな作業が、かなりラクになりましたよね。
でも、そこで壁になるのが文字化け問題。
ChatGPTに日本語の文章を入力して、PDF化してもらうと、
「なぜか、漢字やひらがなが全部□に…」
「英語は読めるのに、日本語だけおかしい!」
という状況、体験した人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、これはChatGPT(特にo3モデル)側に日本語フォントが内蔵されていないために起きる現象です。でも、日本語フォントをアップロードすれば文字化けは起こらないんです。
今回は、ChatGPTで文字化けしないPDFを作るための具体的な手順を紹介します。
ステップ1:Googleフォントから日本語フォントを入手する
まずやるべきことは、「日本語対応のフォントファイル」を手に入れること。
Google Fontsには無料で使える高品質な日本語フォントがあります。以下の手順で簡単にダウンロードできます。
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- Googleで「Googleフォント」と検索
- 一番上に出てくる「Google Fonts」公式サイトにアクセス(https://fonts.google.com)
- 検索バーに「JP」と入力
- 表示された中から好きなフォントを選んで、「Get font」ボタンをクリック
- ZIP形式でフォントファイルがダウンロードされます
おすすめは「Noto Sans JP」です。視認性も高く、ビジネス文書にも合います。
ステップ2:ChatGPTにフォントファイルを読み込ませてPDFを作成
次に、PDFを作成するタイミングで、先ほどダウンロードしたフォントファイルをChatGPTにアップロードします。
ここでのポイントは以下の2つ
- PDFを作るときにフォントを一緒に添付する
- すでに作ったPDFが文字化けしていたら、あとからフォントを添付して再生成を頼む
ChatGPTのPDF生成機能は柔軟で、途中からでもフォントを反映させて再作成できます。
ワンポイントアドバイス:忘れてもやり直せます
「しまった、PDF作成時にフォントを添付するのを忘れた…」
そんなときでも大丈夫です。
あとからフォントファイルだけアップロードして、
「このPDFを、添付した日本語フォントで再生成してもらえますか?」
と頼めば、きちんと文字化けのない日本語PDFを作り直してくれます。
何度でもやり直しが効くのが、ChatGPTのいいところですね。
この方法が役立つシーン
この「フォントを読み込ませてPDFを作る」方法は、以下のような場面でも活躍します。
- 自作のマニュアルや使い方ガイドをきれいに整えて配布したいとき
- note記事やブログ記事をPDFとして保存・公開したいとき
- 就職・転職活動で、自己紹介資料や職務経歴書をPDFで整えたいとき
とくに、ChatGPTのo3モデルではレイアウト調整や段落分けも自然なので、「見栄えの良いPDFが簡単に作れる」のが魅力です。
まとめ:PDF文字化けは“フォント”が原因。解決は簡単!
文字化けの正体は「フォントがない」だけ。
ChatGPT側の問題ではあるけれど、フォントを用意すれば簡単に回避できます。
作業としてはシンプルで、必要なのはたったこれだけ
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- Google Fontsから日本語フォントをダウンロード
- ChatGPTにフォントファイルを読み込ませてPDF作成
これだけで、日本語が崩れないきれいなPDFが手に入ります。
AIとの作業をスムーズにする小技、ぜひ覚えておいてください。
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