タイトリストのウエブサイトにSM9の仕様がアップされました。これを見ると、ロフトやグラインドとバウンスはSM8と同じです。機能面でもプログレッシブCGデザインは継続しています。仕上げもツアークローム、ブラッシュドスチール、ジェットブラックの3種類は継続。シャフトはDG、BV105、NS950neoの3種類で、BV105が初採用。BV105はボーケイフォージドで採用しているシャフトで、モーダス105よりもしなり感のある中調子のシャフトです。
バックフェースのデザインはSM8よりもさらにシンプルなデザインになりました。フェースの形状はSM8とほぼ同じ感じに見えました。ですから、SM8にSM9を入れたとしても違和感はないと思います。
価格はSM8が24,000円+消費税、SM9が25,000円+消費税となりSM8から1,000円アップになりました。
細かい仕様変更
ボーケイはツアープロの要望を取り入れたウェッジなので、大きな変更はあまりやりません。見た目が代わったり、打ち出し角が代わったりするのをプロは嫌いますかね。今回の仕様変更はプロなら分かるレベルではないかと思っています。
変更点は懐の見え方を変えたり、ロフトの立った番手のリーディングエッジをややストレートにしたり、トップラインのバックフェース側を面取りしたりなどの見た目の変更。
番手ごとの重心設計のプログレッシブCGではSM8では採用していたタングステンを止めて、ヘッドの肉厚を変えることで徐々に重心を高くするフロー設計になりました。
SM9のスペック表
出典元:タイトリスト
SM8のスペック表
出典元:タイトリスト