eMAXIS Slim NASDAQ100を最安手数料で買える証券口座を紹介
こんにちは、今回は「eMAXIS Slim NASDAQ100」を最安手数料で購入できる証券口座について徹底解説していきます。
投資を始めたいけど、どの証券口座を選べばいいのか悩んでいる方は多いと思います。特に人気の「eMAXIS Slim NASDAQ100」を購入する際、少しでも手数料を抑えたいですよね。
僕も最初は「どの証券会社が一番お得なんだろう?」とネットで調べまくった経験があります。情報が多すぎて頭が混乱した記憶が…(笑)
そこで今回は、eMAXIS Slim NASDAQ100を最安手数料で購入できる証券口座を徹底比較し、おすすめの証券会社を紹介していきます。この記事を読めば、あなたにピッタリの証券口座が見つかるはずです。
eMAXIS Slim NASDAQ100とは?基本情報を理解しよう
まずは「eMAXIS Slim NASDAQ100」がどんな投資信託なのか、基本情報をおさらいしておきましょう。
「eMAXIS Slim NASDAQ100」の正式名称は「eMAXIS NASDAQ100インデックス」です。三菱UFJ国際投信が運用している人気のインデックスファンドで、NASDAQ100指数に連動する運用成績を目指しています。
NASDAQ100指数とは、米国のナスダック市場に上場している約3,400銘柄の中から、時価総額の大きい非金融セクターの上位100銘柄で構成される指数です。アップル、マイクロソフト、アマゾン、テスラなど、革新的な技術を持つハイテク企業が多く含まれています。
eMAXIS NASDAQ100インデックスの基本情報はこちら
運用会社: 三菱UFJ国際投信
信託報酬: 年率0.2035%(税込)
購入時手数料: 無料(ノーロード)
信託財産留保額: なし
純資産総額: 約1,287億円(2025年4月現在)
決算: 年1回
新NISA対象: 成長投資枠対象
最低投資金額: 100円から(証券会社による)
分配金: 原則として再投資
要するに、米国のテック企業を中心とした成長性の高い100銘柄に一度に投資できる商品です。しかも信託報酬は0.2035%と低コストなので、長期投資に適しています。
「なぜeMAXIS Slim NASDAQ100を選ぶの?S&P500と何が違うの?」という疑問を持つ方もいるでしょう。
NASDAQ100はS&P500と比べてテクノロジー企業の比率が高いため、成長性は高い反面、価格変動(ボラティリティ)も大きい特徴があります。つまり、リスクを取ってでも高いリターンを狙いたい投資家に向いています。
とはいえ、分散投資の観点からは、NASDAQ100だけでなく、全世界株式や日本株などと組み合わせることをおすすめします。個人的には資産の20〜30%程度を配分するのが良いと思っています。
証券口座選びで重視すべきポイント
eMAXIS Slim NASDAQ100を購入する際、証券口座選びで重視したいポイントは大きく分けて5つあります。
売買手数料: 購入時や売却時にかかる手数料
投資信託の取扱数: 幅広い選択肢があるか
積立設定の柔軟性: 最低積立金額や設定頻度
ポイント還元制度: クレジットカード積立やポイント還元の有無
使いやすさ: アプリやウェブサイトの使い勝手
特に「売買手数料」は長期投資においてリターンに大きく影響するので、最も重視すべきポイントです。
例えば、月1万円を30年間積み立てる場合、売買手数料が1%違うだけで最終的な資産額には約53万円の差が生じます。これは決して無視できない金額ですよね。
「でも投資信託って購入時手数料無料のものが多いんじゃないの?」
その通りです。eMAXIS Slim NASDAQ100も購入時手数料は無料です。しかし、証券会社によっては「口座管理料」などの名目で費用がかかることがあります。
また、投資信託には「信託報酬」という、保有している間ずっとかかり続ける費用があります。eMAXIS Slim NASDAQ100の信託報酬は年率0.2035%と業界内でも低水準ですが、証券会社によっては上乗せされることもあるので注意が必要です。
それでは、eMAXIS Slim NASDAQ100を最安手数料で購入できる証券口座を見ていきましょう。
eMAXIS Slim NASDAQ100を最安手数料で買える証券口座ランキング
それでは、eMAXIS Slim NASDAQ100を購入する際におすすめの証券口座をランキング形式で紹介します。手数料の安さや使いやすさ、サービス内容などを総合的に評価しています。
1位:SBI証券
SBI証券は業界最大手のネット証券で、eMAXIS Slim NASDAQ100を含む多くの投資信託を取り扱っています。
SBI証券のメリット
- 投資信託の購入手数料が基本的に無料
- 約2,600本以上の投資信託を取り扱い
- 最低100円から積立可能
- Tポイントやdポイントが貯まる・使える
- 投資信託保有でポイントが貯まる
- NISA口座内の国内株式・米国株式の売買手数料が無料
- アプリの使い勝手が良い
SBI証券のデメリット
- 電話サポートが混み合うことがある
- 情報量が多すぎて初心者には少し複雑に感じる場合も
個人的に気に入っているのは、SBI証券のポイント還元制度です。投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まるので、長期投資するほどお得になります。例えば、100万円の投資信託を保有していると、年間で約1,000ポイント程度貯まります。
また、SBI証券ではクレジットカードでの積立購入も可能です。これを利用すれば、クレジットカードのポイントも同時に獲得できるため、さらにお得に投資ができます。
ただし、情報量が多いため初心者の方は最初は少し戸惑うかもしれません。でも使っていくうちに慣れてくるので心配はいりません。
2位:楽天証券
楽天証券もSBI証券と並ぶ大手ネット証券です。楽天経済圏を活用している方には特におすすめです。
楽天証券のメリット
- 投資信託の購入手数料が基本的に無料
- 約2,500本以上の投資信託を取り扱い
- 最低100円から積立可能
- 楽天ポイントが貯まる・使える
- 投資信託保有でポイントが貯まる
- NISA口座内の国内株式の売買手数料が無料
- 楽天経済圏との連携が強み
楽天証券のデメリット
- 米国株の売買手数料が有料
- ウェブサイトのデザインがやや見づらい場合がある
楽天証券の最大の魅力は楽天経済圏との連携です。楽天カードで投資信託を積立購入すれば、楽天ポイントが二重で貯まります。
例えば、月1万円を楽天カードで積立購入すると:
-
- 楽天カードのポイント:100ポイント(1%還元の場合)
- 楽天証券の投資信託積立ポイント:100ポイント(1%)
つまり、合計で2%のポイント還元率になります。これは見逃せない魅力ですね。
ただし、米国株の売買手数料が有料なので、将来的にeMAXIS Slim NASDAQ100だけでなく個別株にも投資したいと考えている方は、この点を考慮する必要があります。
3位:マネックス証券
マネックス証券は投資信託に力を入れている証券会社で、eMAXIS Slim NASDAQ100の購入にも適しています。
マネックス証券のメリット
- 全ての投資信託の購入時手数料が無料
- 情報コンテンツが充実
- 最低100円から積立可能
- マネックスポイントが貯まる
- ウェブサイトがシンプルで使いやすい
マネックス証券のデメリット
- ポイント還元率がSBI証券や楽天証券に比べるとやや低め
- アプリの機能がSBI証券や楽天証券と比べるとやや劣る
マネックス証券の特徴は、投資家向けの情報コンテンツが充実していることです。初心者向けのセミナーや動画コンテンツも多く、投資の勉強をしながら実践したい方には良い環境が整っています。
また、ウェブサイトのデザインもシンプルで、必要な情報に素早くアクセスできるのが魅力です。
ただし、ポイント還元率はSBI証券や楽天証券に比べるとやや低めなので、コスト面だけで選ぶならSBI証券や楽天証券の方が有利かもしれません。
4位:松井証券
松井証券は使いやすさに定評のあるネット証券です。シンプルな操作性を求める方におすすめです。
松井証券のメリット
- 投資信託の購入手数料が無料
- ウェブサイトやアプリがシンプルで使いやすい
- 最低100円から積立可能
- 顧客満足度が高い
- NISA口座内の国内株式取引手数料が無料
松井証券のデメリット
- 取扱投資信託数がやや少ない
- ポイント還元制度がやや弱い
松井証券の最大の魅力は、そのシンプルで使いやすいインターフェースです。初心者でも迷わず操作できるよう設計されており、顧客満足度調査でも常に上位にランクインしています。
ただし、取り扱っている投資信託の数はSBI証券や楽天証券と比べるとやや少なめです。eMAXIS Slim NASDAQ100だけを購入するなら問題ありませんが、将来的に様々な投資信託に分散投資したいと考えている方は、この点を考慮する必要があります。
5位:auカブコム証券
auカブコム証券はKDDIグループのネット証券で、au経済圏を活用している方におすすめです。
auカブコム証券のメリット
- 投資信託の購入手数料が無料
- auポイントが貯まる・使える
- 最低100円から積立可能
- au経済圏との連携が強み
- 取引ツールが充実
auカブコム証券のデメリット
- 取扱投資信託数がやや少ない
- auユーザー以外だとポイント面での恩恵が少ない
auカブコム証券は、auユーザーであればauポイントが貯まるのが魅力です。また、取引ツールも充実しているので、将来的にアクティブに投資をしたいと考えている方にも適しています。
ただし、au経済圏を活用していない方にとっては、SBI証券や楽天証券の方がお得に利用できる場合が多いです。
実際にeMAXIS Slim NASDAQ100を購入する手順
それでは、実際にeMAXIS Slim NASDAQ100を購入する手順を見ていきましょう。ここではSBI証券を例に説明します。
1. 口座開設
まずはSBI証券で口座を開設します。必要なものは以下の通りです。
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- マイナンバー確認書類
- メールアドレス
- 銀行口座情報
オンラインで申し込み、必要書類をアップロードすれば、最短翌営業日で口座開設が完了します。
2. 資金の入金
口座開設が完了したら、証券口座に資金を入金します。SBI証券であれば、住信SBIネット銀行との連携で即時入金が可能です。他の銀行からの入金も可能ですが、反映までに時間がかかる場合があります。
3. eMAXIS Slim NASDAQ100を検索
SBI証券のサイトやアプリで「eMAXIS NASDAQ100」と検索すれば、該当する投資信託が表示されます。商品概要や基準価額、チャートなどを確認できます。
4. 購入方法を選択
eMAXIS Slim NASDAQ100を購入する方法は大きく分けて2つあります。
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- 一括購入: まとまった資金を一度に投資する方法
- 積立購入: 毎月一定額を自動的に購入する方法
初心者の方には「積立購入」をおすすめします。市場の上げ下げに関わらず定期的に購入することで、平均購入単価を抑えることができます(ドルコスト平均法)。
5. 注文内容を確認して発注
購入金額や積立設定を入力し、注文内容を確認して発注します。投資信託は基本的に15時までの注文であれば当日の基準価額で購入できます(ファンドによって異なる場合があります)。
これで購入手続きは完了です。積立設定をした場合は、指定した日に自動的に購入されるので、あとは放っておくだけでOKです。
NISA口座でeMAXIS Slim NASDAQ100を購入するメリット
eMAXIS Slim NASDAQ100は新NISA(成長投資枠)の対象商品です。NISA口座を活用することで、以下のようなメリットがあります。
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- 運用益が非課税: 通常、投資信託の値上がり益や分配金には約20%の税金がかかりますが、NISA口座内で得た利益は非課税になります。
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- 長期投資に最適: NISA口座の非課税期間は最長無期限(生涯)です。長期投資を前提としたeMAXIS Slim NASDAQ100との相性は抜群です。
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- 複利効果の最大化: 税金がかからないことで複利効果が最大化され、長期的には大きな差になります。
例えば、年利5%で20年間運用した場合:
- 通常口座:100万円 → 約212万円(税引後)
- NISA口座:100万円 → 約265万円(非課税)
約53万円もの差が生まれます。これは決して無視できない金額ですよね。
「じゃあNISA口座一択じゃん!」と思うかもしれませんが、NISA口座には年間の投資上限額があります。成長投資枠は年間360万円までなので、それ以上投資したい場合は通常口座も併用することになります。
eMAXIS Slim NASDAQ100と相性の良い投資信託
eMAXIS Slim NASDAQ100だけに投資するのではなく、他の投資信託と組み合わせることで、より効果的な分散投資ができます。相性の良い投資信託をいくつか紹介します。
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- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー): 全世界の株式に分散投資できる商品です。NASDAQ100と組み合わせることで、地域的な分散が可能になります。
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- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500): S&P500はNASDAQ100よりもセクター分散が効いています。両方に投資することで、テクノロジー偏重のリスクを抑えられます。
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- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス: 成長性の高い新興国に投資することで、先進国市場との分散効果が期待できます。
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- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型): 株式だけでなく債券にも投資することで、リスク分散がさらに効果的になります。
これらの投資信託も信託報酬が低く、長期投資に適しています。自分のリスク許容度や投資目的に合わせて、ポートフォリオを構築していくといいでしょう。
個人的には、eMAXIS Slim NASDAQ100を30%、eMAXIS Slim 全世界株式を50%、eMAXIS Slim 新興国株式を20%という配分で投資がいいですね。これによって、成長性とリスク分散のバランスを取っています。
まとめ:あなたに最適な証券口座はどこ?
eMAXIS Slim NASDAQ100を最安手数料で購入できる証券口座を紹介してきましたが、結局どの証券会社を選ぶべきなのでしょうか?
SBI証券がおすすめな人:
- とにかくコストを最小限に抑えたい人
- 将来的に様々な金融商品に投資したい人
- Tポイントやdポイントを活用したい人
楽天証券がおすすめな人:
- 楽天経済圏を活用している人
- 楽天カードでポイントを貯めている人
- シンプルな画面で操作したい人
マネックス証券がおすすめな人:
- 投資の勉強をしながら実践したい人
- シンプルな操作性を求める人
- 豊富な情報コンテンツを活用したい人
松井証券がおすすめな人:
- 初心者でとにかく使いやすさを重視する人
- シンプルな操作性を求める人
- 顧客サポートの質を重視する人
auカブコム証券がおすすめな人:
- auユーザーでauポイントを活用したい人
- 将来的にアクティブな取引もしたい人
- 取引ツールの充実度を重視する人
私個人としては、SBI証券か楽天証券をメインに使うことをおすすめします。この2社は取扱商品の豊富さ、手数料の安さ、ポイント還元など、総合的に見て最もバランスが取れているからです。
すでに楽天経済圏をよく利用している方は楽天証券、それ以外の方はSBI証券が無難な選択と言えるでしょう。
ただし、最終的には自分の投資スタイルや使い勝手の好みに合わせて選ぶのが一番です。もし迷っているなら、複数の証券会社で口座を開設して実際に使ってみるのもいいかもしれません。口座開設自体は無料ですし、維持費もかからないので、気軽に試してみることができます。
最後に、投資は長期的な視点で行うことが重要です。eMAXIS Slim NASDAQ100はハイテク企業中心のファンドなので、短期的には大きく値動きすることもありますが、長期的な成長が期待できる商品です。
焦らず、コツコツと積立投資を続けていくことで、将来の資産形成につながっていくはずです。皆さんの投資ライフが実り多きものになることを願っています!
「ねえ、結局どうすればいいの?」という方には、ズバリ言います。今すぐSBI証券か楽天証券で口座を開設して、eMAXIS Slim NASDAQ100の積立を始めましょう。月々5,000円からでOK。その一歩が、あなたの将来の資産を大きく変える可能性があります。
投資の世界に踏み出す勇気を持てば、きっと素晴らしい未来が待っていますよ。それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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