ゴルファーの8割がスライサーという統計が出ています。初心者は必ずと言っていいほどスライスが出ます。まれに、真っすぐ飛ぶ人や左に引っ掛ける人もいますが、こういう人はごくわずか。
止まっているボールを打とうとすると、身体が開く、フェースが開く、そしてスライスになる。スライスが出る原因は人それぞれで様々な要因が重なって出ます。しかし、スライスは治ります。余程、重症患者でなければスライスは治ります。
大変多くの種類のゴルフクラブが販売されていますが、どのクラブを選んだらいいのか分からない人は多いはず。自分に合ったクラブを選ぶのは非常に難しいのが現実です。スライサーならスライスが少しでも軽減するクラブを選びたいところ。今あるゴルフクラブの6割以上はスライサー向けゴルフクラブだと思っています。
日本で一番売れているゼクシオなんて、まさにそうです。ただし、ゼクシオを使う人はヘッドスピードが40以下がおすすめ。HS40以上でも使っている人もいますが、使用率からいうとHS40以下の人の方が圧倒的に多いです。
2019年モデル スライサー向けゴルフクラブ
キャロウェイ EPIC FLASH STAR
出典元:キャロウェイゴルフ
キャロウェイ ROGUE STAR
出典元:キャロウェイゴルフ
テーラーメイド M6
出典元:テーラーメイド
テーラーメイド M GLORIE 10.5
出典元:テーラーメイド
ピン G410 SFT 10.5
出典元:ping
タイトリスト VG3 10.5
出典元:titleist
ダンロップ XXIO 10 10.5
出典元:ダンロップ
ヤマハ UD+2
出典元:ヤマハ
ブリヂストンゴルフ JGR
出典元:ブリヂストンゴルフ
プロギア RS
出典元:PRGR
ホンマ Bezeal
出典元:ホンマゴルフ
オノフ 赤
出典元:グローブライド
ヨネックス e-ZONE GT 10.5
出典元:ヨネックス
スライスを直したかったら正しいグリップの握り方を覚えよう
スライスと言っても色々とタイプがあるので、実はクラブ選びは非常に難しく、お店でフィッティングを受けて自分に合ったと思われるクラブを買っても、なかなかうまくいかないケースが多いです。ですので、スライスはクラブとスウィングの両方で治すのが一番いいです。そして、最初に直すのがグリップの握り方です。
スライサーの多くが正しいグリップの握り方が出来ていません。Youtubeを見たり、雑誌で読んだり、人に教わったりしていると思いますが、実際のところちゃんと握れていない人がほとんどです。それは、意識して握っていたとしても実際には同じように握ることが出来ていません。なぜならば、見て覚えたものは時間が経つと忘れてしまうからです。じゃあ、何度も同じものを見ればいいのですが、それをやらないからスライスが治らないんです。
いい握り方ができたとしてもそれを継続できないのがゴルフの難しいところなんです。握り方はいいのに、スライスが治らないと握りを替えてしまうんですね。それで、少しでも良くなるとそれが正しいと思ってしまい、正しい握り方を忘れてしまうんです。正しいグリップの握り方とは真っすぐボールを飛ばす握り方で、スライスを治す握り方ではないんです。スライスを治したいと思っている人のほとんどはボールを左に出すか、ドローを打つようにしてしまいます。ドローは、行き過ぎるとフックになり、フッカーはスライサーよりも治すのが何倍も大変なんですね。
じゃあ、どうしたらいいかというと宮里藍ちゃんのお父さんが監修したモデルグリップという練習機があります。グリップの握り方を教えてくれる練習機なので、これを毎日握って正しい握り方でスウィングを覚えること。そうすると、スムーズに上達するようになります。
ゴルフで大事なことは狙ったところにボールを打ち、一打でも少なくボールをカップに入れること。狙ったところにボールを打つ方法で一番なのは真っすぐ打つことです。どの番手でも真っすぐ打つことが出来ればスコアは自然と縮まります。
スライスを治したかったら、スライサーにおすすめのクラブを使い、正しいグリップの握り方を覚え、正しいスウィングを覚えるのが一番です。
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