アウトサイドインが多いのはなぜか?ゴルフのスウィングを考えてみた

Golf

最近は測定器が進化したおかげでいろいろな数値データを見ることが出来るようになった。私が主に使っているのはトラックマン4で、クラブデータとしてクラブスピード、アタックアングル、フェースアングル、クラブパスなど13項目、ボールデータとしてボールスピード、スマッシュファクター、スピンレート、キャリーなど18項目。また、トラックマン3eになかったフェースのどこに当たったかが分かるインパクトロケーションも見ることが出来る。

トラックマンで計測していると、アウトサイドインの軌道の人が多いのが分かる。本人も分かっているようでそれをどうにかしたい人、そのままでいい人、どうしたらいいのか分からない人など様々な悩みを持っている人が多い。

どうしてアウトサイドインの軌道になってしまうのかと言えば、ゴルフのスウィングにおいて人間が自然の形で動く(クラブを振る)とアウトサイドインになるのが普通なんです。それを、徐々に直してストーレートの軌道やインサイドアウトの軌道に変えていくわけです。

ゴルフのアドレスを考えた場合、姿勢としてはやや前傾になり、テークバックで回転が始まり、トップからインパクト、そしてフォローに。この時に両肩が前傾のまま平行に行って来いするとアウトサイドインになります。アウトサイドインの軌道をストレートにするためにはトップからダウンスウィングに入る時に側屈しないといけません。この側屈という動きが自然に出来るようになるとアウトサイドインは直り始めます。

意識して側屈をやるとどのぐらい側屈したらいいのか分からないので、ダフったりします。また、普段よりも前傾を作りすぎてしまうとダウンスウィングで体が起き上がったり、起き上がりを我慢する右肩が下がりすぎて詰まった感じになりフェースが開いてプッシュが出たりします。

ゴルファーは結果をすぐに求めたがる傾向にあります。ですが、人間の体はいつもと違った動きをすぐに覚えられません。人から教えてもらった動きを1回は出来ても連続ではできません。これは、人間の筋肉の動きは脳からの指令で動いているからです。脳は動きを記憶しているので時間を掛けて覚えた動きは自然とできますが、今さっき教えた動きなどは脳が記憶していないので再現できないです。プロがスウィング改造に取り組むときに時間がかなりかかっていますが、毎日何時間もかけて取り組んでいるプロでさえスウィングを変えることを体に覚えさせるのは相当時間が掛かります。頭で分かったつもりでも体はその通りに動かないです。

では、どうしたらいいのか。これは、スウィングのタイプやグリップの握り方によって直し方が変わってきます。

トップの位置で右手が立ってしまう人

この傾向が強い人はトップで左手首が折れて、右手首は立ってしまいます。また、コックを使いすぎると左手首が折れやすくなり、右手で支えるために右手首が立ちます。すると、右わきが開きやすくなります。これは、ごく自然な動きなのでゴルフを始めたばかりの人に多く見受けられます。これを治す方法ですが、宮里流ラケットスウィングがおすすめです。この練習機でグリップをしたときに最初は違和感で仕方がないです。それは、自己流でのグリップに慣れているので違和感があって当然なんです。この違和感がなくなるまでグリップできるようになると次のステップに進めます。次にゆっくりと動かします。この時にラケットの面とスウィングプレーンは意識します。また、トップやフィニッシュの位置はイメージしてその通りに出来ているか確認をします。これを何度も繰り返します。

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そして、実際のクラブを振る時には、最初はゆっくりを意識てスウィングします。徐々にスウィングスピードを上げていきます。実際にボールを打つときはこれまでのイメージや意識をすべて忘れてただボールを打つだけです。意識している内は体が動きを覚えていません。体が動きを覚え始めるとスウィングがスムーズになると思っています。

ゴルフのスウィングは一瞬の出来事です。意識している時点で動きの連携が取れなくなります。ですから、意識しなくても理想の動きが出来るようになるまでイメージトレーニングとゆっくりした動きを続けるしかないです。

「言うは易く行うは難し」とはよく言ったもので、ゴルフのスウィングは口で言うのはたやすいけれど、それを実行することはむずかしいです。私も常々、自分が思う理想のスウィングが継続して出来ないので悩んでばかりです。ただ、自分が今どのように動いているか、どういう動きをしているか、などは常に意識して、悪い動きの時といい動きの時の見極めは付くようになりました。いい動きの時はいいボールが打てるのは体感して分かるようになってきました。