前回は初心者セットを使っている人や貰ったクラブを使っている人を中心に書いてみましたが、今回はスコア100前後の人について書いてみたいと思います。
スコア100前後と言ってもいろいろな人がいますが、買換えを考えてお店に来たということは、向上心があるか、人に言われたか、古いウェッジを使っているか、もらったウェッジを使っているか、などが多いですね。
このタイプの人たちはAWとSWは持っている人が多いです。買い換えるには必ず理由があるので、それをお聞きします。また、使っているアイアンのスペックやPWのロフトも聞きます。そこから、お勧めする商品を選んでいきます。お客様から話を聞いてから商品を勧める、紹介するということは基本です。
ウェッジと一口に言ってもいろいろありますよね。種類の多さで言えばボーケイ、キャロウェイのMDシリーズ、クリーブランド、フォーティーンなど。また、アイアンと同じメーカーで出しているウェッジなどです。
バンカーが苦手な人はソールの広いタイプかバウンスが多いタイプがいいです。まあ、一般的に言われている事ですが。ソールが広いタイプ(ワイドソール)は優しくてお勧めなんですが、フェース面が大きいので、見た目で嫌う人もいます。バンカーは下手だけど見た目は良くてバンカーでも優しいウェッジがいい人はボーケイのフォージドの58のKソールがいいですね。56だったらFソールですね。ボーケイの場合はKソールとFソールが優しくてお勧めです。以下の表が各メーカーのお勧めウェッジです。メーカーによってはソールの種類やバウンスの種類がありますが、基本的なお勧めは以下の通りです。
ウェッジのロフト設定について
ウェッジはフルショットにおける、各ロフトの距離範囲が狭くなると使い分けが上手くなります。下のA図のように距離範囲の円が小さくなると使い分けが出来るようになり、B図のように3本持っているが距離範囲の円が大きく、上手く使い分けができないパターンです。その場合は、出現数の高い距離(よく残る距離)で使うクラブを1本、SWを1本の2本でプレーするのがいいです。そのうち、距離範囲の円が小さくなった時に、間の距離を打ちたいウェッジが欲しくなるので、その時に買うのがいいですね。どうしても3本使いたい場合は、ラウンドは2本、練習は3本で距離範囲の精度が上がってきたら3本でラウンドするのもいいと思います。ゴルフクラブは何が何でも14本揃える必要はないです。ウェッジは2本からスタートして3本、4本と増やして行くのが良いです。
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