テーラーメイドのクラブを使うならグリップ重量を知ろう!2025年度版
近年、テーラーメイドのゴルフクラブを愛用するゴルファーがますます増えています。それに伴い、グリップ交換をする方も多いのではないでしょうか?ところが、意外にも自分のクラブに使われているグリップの重量を把握していない人が少なくありません。
クラブを購入する際には細かなスペックを調べたり試打を繰り返したりする方でも、いざ使い始めるとその大事な情報を忘れてしまいがちです。今回は、グリップ交換時に知っておくべきポイントを解説します。
グリップ交換でバランスが変わるって本当?
グリップ交換の理由はさまざまです。「人気があるから」「評判が良いから」「太いグリップが好みだから」など、人によって目的は違います。しかし、グリップ交換によってクラブのバランスが変わることをご存知でしょうか?
たとえば、重量の異なるグリップに交換すると、クラブ全体の重量はもちろん、スイング時のヘッドバランスも変化します。その結果、クラブの操作感やスイングのリズムが狂うことがあります。
交換後に調子が良くなる場合は問題ありませんが、逆に「なんだかしっくりこない」と感じるときは、グリップの重量やクラブバランスを確認する必要があります。
グリップの重量と種類を理解しよう
一般的に、男性用グリップは「60口径(60Φ)」と呼ばれるサイズが主流で、重さは47~50グラム程度のものが多いです。ただし、近年はさまざまな種類のグリップが登場し、選択肢が広がっています。
1. ミッドサイズ
ミッドサイズのグリップは、通常のグリップよりも肉厚で太く、重量は60グラム以上になることが一般的です。これにより、握ったときの安心感が増しますが、クラブ全体の重量が増加し、バランスは軽くなる特徴があります。ヘッドが効きにくくなるため、調整が必要になる場合があります。
2. ゴルフプライド プラス4
右手部分が太めに設計された「プラス4」モデルは、多くのプレーヤーに支持されています。握りやすさと操作性を両立する一方、やはり重量が変化することを考慮すべきです。
3. ALINE(アライン)シリーズ
バックラインが強調されたALINEグリップは、スイング時の手の位置を安定させるために非常に効果的です。このような特殊なグリップも人気がありますが、重量やバランスの影響を無視できません。
グリップ交換の際に注意すべきポイント
- バランスと重量の変化を考慮する
- ミッドサイズなど重量のあるグリップを選ぶと、ヘッドの効きが悪くなる場合があります。必要に応じてヘッド側に鉛を貼るなどの調整が必要ですが、これによりクラブ全体がさらに重くなることを理解しておきましょう。
- 純正グリップを手に入れるには取り寄せが必要
- テーラーメイドの純正グリップは基本的に店舗に在庫がないため、取り寄せになることがほとんどです。特に古いモデルの場合、メーカー在庫がない可能性が高いので、注意が必要です。
- ゴム素材の劣化に注意する
- グリップはゴムでできているため、製造から時間が経つと劣化が進みます。仮に古いモデルの純正グリップが手に入ったとしても、劣化が進んでいる場合があります。その場合、重量が同じであれば新しいモデルのグリップを選ぶのが得策です。
グリップ交換前に知識をつけよう
グリップ交換はクラブのフィーリングに大きな影響を与える重要な作業です。ただ人気や見た目だけで選ぶのではなく、重量やバランスの変化を考慮して選択することが、ゴルフのパフォーマンス向上に繋がります。
事前にクラブのスペックや自分の好みに合ったグリップを調べ、信頼できるショップや工房で相談しながら交換を進めることをおすすめします。ぜひ、自分にぴったりのグリップで快適なゴルフライフをお楽しみください!

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