米株 S&P500 9月のアノマリーを検証

資産運用
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先週、NYダウ、S&P500、NASDAQが大きく下落したことで『9月のアノマリー』がささやき始めましたね。9月は歴史的にみてパフォーマンスの悪い月ということですが、本当のところはどうなのが自分で調べてみました。

2010年から2023年の14年間を9月の月足で見ると下落したのは8回、上昇したのが8回でした。今年は9月が終わっていませんが、このまま下落で終わると15年間で下落が9回になります。

次に1995年から2024年までで見ると、9月の月足で下落したのは15回、上昇したのは15回でした。長い期間で見ると上昇と下落は同じでした。時代とともに投資スタイルも変わっているので、直近の10年(今年を含めた)で見ると下落が7回、上昇が3回となり9月はパフォーマンスの悪い月ということになります。

 

米国株市場における9月のアノマリーについて

9月の株価パフォーマンス

1.下落傾向
歴史的に、9月は米国株式市場で株価が下がりやすい月とされています。S&P500やNASDAQ総合指数などの主要指数でも、9月は他の月に比べて下落しやすい傾向が確認されています

2. ファンドマネージャーのリバランス
9月は第三四半期末にあたるため、ファンドマネージャーがポートフォリオをリバランスすることが多く、これが株価の下落を引き起こす一因とされています

3. トリプルウィッチング
9月にはトリプルウィッチングと呼ばれる現象があり、これは株価指数先物、株価指数オプション、個別株オプションの3つが同時に満期を迎える日です。この日は市場のボラティリティが高まることがあります

今月はメジャーSQで、米国市場は第3金曜日がその日で今年は9月20日です。大統領選はどちらが勝つか不確定要素が多すぎなので、決まるまでは下げるような気がしますが、果たしてどうなのでしょうね。安いところで拾いたいので準備だけは怠らないようにします。

 

 

2024年 S&P500

2023年 S&P500

2022年 S&P500

2021年 S&P500

2020年 S&P500

2019年 S&P500

2018年 S&P500

2017年 S&P500

2016年 S&P500

 

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