【新製品】クリーブランドのツアー系ウェッジRTZは打感が心地いい新素材を採用

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クリーブランドのツアー系ウェッジと言えばプロも使用しているRTXシリーズでしたが、2月8日に発売したRTZはRTXの良さを引き継ぎながらさらに新化しています。ヘッドデザインはかなりシンプルになったのも好感出来ますね。

 

クリーブランドRTZ

 

ロフトは46°から60°まで2度刻みで、バウンスは46°から52°まではMID、54°と56°はMIDとFULL、58°と60°はLOW、MID、FULLがあります。フェース全面がスコアラインになっているFULLFACEはリーディングエッジとバックの両方が落ちているAdaptというバウンス名になっています。バウンス角はMIDが10、FULLが12、LOWが6、Adaptが8です。

価格はDG-S200が\24,200(税込)、NS950neoとMODUS TOUR115が¥25,300(税込)です。

ヘッド素材はZ-ALLOYというウェッジに最適な新しい合金ということです。

ゴルフクラブの新素材「Z-ALLOY」とは?従来の合金との違いを解説

ゴルフクラブの進化は止まりません。その中でも注目されているのが、住友ゴムグループが開発した新しい合金「Z-ALLOY(ゼット・アロイ)」です。この素材は、特にゴルフクラブの性能向上を目的として設計されており、従来の合金とは一線を画す特徴を持っています。今回は、この「Z-ALLOY」と従来の合金との違いについて調べてみました。

Z-ALLOYと従来の合金の違い

1. 軽量化で余剰重量を活用
Z-ALLOYは、従来の合金に比べて軽比重化が実現されています。具体的には、比重が7.82g/cm³から7.64g/cm³に軽減されました。この軽量化によって最大約6gの余剰重量が生まれ、それをクラブヘッドのトウ側に配分することで、重心位置を最適化。結果として、飛距離や方向性の安定性が向上しています。

2. 柔らかさが10%向上
Z-ALLOYは柔らかさも従来合金より10%向上しています。この改良により、インパクト時の打感がさらに心地よくなり、プレイヤーに優れたフィーリングを提供します。

3. 炭素含有量を増加
炭素含有量を増やすことで軽量化しながらも、強度や耐久性を維持することに成功しています。これにより、軽くても高いパフォーマンスを発揮できる素材となっています。

4. 製造技術の進化
Z-ALLOYは、混合や溶解、精錬などの工程でシミュレーションを繰り返しながら開発されました。このプロセスによって、クラブヘッドに最適な特性を持たせることが可能になっています。

5. スピン性能と安定性の向上
この新素材は、「HYDRAZIP」や「ULTIZIP」といった技術と組み合わせることで、ラフやウェットな条件下でも安定したスピンコントロールを実現します。また、高い飛距離安定性と方向安定性も兼ね備えています。

ゴルフクラブの性能は、素材によって大きく変わります。これまで、ウェッジ素材は軟鉄が主流でしたが、「Z-ALLOY」の登場で、これからどんな素材の進化が見られるのか、とても楽しみですね。

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