タイトリストのGTが高額なのに売れている理由は?

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タイトリストの新しいドライバーとフェアウェイウッドが8月23日に発売されました。事前の予約状況はリリースから発売までの期間が短いことと、価格が高いことであまり入りませんでした。また、試打クラブが投入されてからも試打を希望する人は少なかったです。

それが、発売されてから徐々に試打が増えてドライバーが売れてきました。タイトリストは今回のGTから定価販売なので、プロパーシャフトでも税込み¥107,800と10万を超える金額になっています。また、アフターマーケットのカスタムシャフトだと¥129,800とかなり高額になっています。

今は、SNSやYoutubeなどで情報がおおく流れているのでその影響もあると思います。中には、試打をせずに「今回のGTは飛ぶんでしょう?」と聞いてくるお客様も数人いました。確かに、今回のGTはタイトリスト初のクラウン部にチタン以外の素材を装着したモデルで、いわゆるクラウン部を軽量化で余剰重量を最適化したヘッドにしています。また、フェースはセンターヒットしたときに飛距離が最大化されるような設計になっています。

タイトリストは『飛び』や『寛容性』を重視するよりも総合的に優れたパフォーマンスを発揮するドライバーを作り続けて来ました。だから、今回は変化によりこれまでよりもパフォーマンスが上がったので飛んでいると思っています。

フェアウェイウッドもクラウン部に新素材のポリマーを採用し、フェースはキャロウェイやピンと同じカップフェースになっています。カップフェースにしたほうが飛距離性能はいいですからね。ピンもG425からフェアウェイウッドとユーティリティはカップフェースになり飛距離性能が上がりましたからね。

TSiからTSRへのモデルチェンジはフェース面の素材を変えたぐらいで、大きな変更はなかったけど今回のGTはクラウン部にチタン以外のポリマーを採用したことと、フェース面の構造を変えたことなど大きな変化があったので期待出来そうです。

シャフトについてもTSi、TSはシャフトメーカーのブランド名を出さないオリジナルシャフトでいまいち受け入れられなかったけど、今回はトゥルーテンパーのDENALIと三菱ケミカルのTENSEIを装着してきました。DENALIは先中調子でボールを上げやすくつかまりやすいです。また、40g台のシャフトも用意しているのでヘッドスピードが遅い人にも対応しています。

TENSEIは1K BKUEが中調子で1K BLACKが元調子です。1K BLUE 55Sの振動数は258でしたので、VENTUS TR BLUE 5やTOUR AD VF 5Sと同じぐらいしっかりしています。1K BLACK 65Sの振動数は266で、VENTUS TR BLUE 6SやTENSEI WHITE PRO 1K 60と同じぐらいしっかりしています。

残念なのはマーケットに投入される商品の登録数が少ないので、欲しいスペックのクラブがカスタムになる可能性が高いことです。先日も、GT2のフェアウェイウッドを2本抱えて「他のシャフトはありますか?」と言われました。すぐに使いたかったらしく、事情を説明したけど残念そうに帰られてしまいました。

今のところ、GT2よりもGT3のほうが売れていますが、市場全体ではどちらが売れているのでしょうね。

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